わからないことを作文に書く、ということを教えました。
微小に向かう無限と、拡大に向かう無限とがあるとしたら、作文に向いているのは、微小な無限だと。
答えが出ていない問題について語るとき、「わからない」「迷う」という気持ちの足跡を書けばそれで良いのだと言う話をしました。
拡大していくと、どんどん高らかになってしまって、それが本当の気持ちなら良いけれど、一行書くごとに、進歩しないと思うと、どんどん書けなくなる。
書く内容が転換するときに、接続詞をつけないといけないと思ったり、流れがおかしいんじゃないかと思ったりして書けなくなる。
だけど、順番がおかしかったり、展開していくことも、それはそれで味なので、思った通りに書くと良いですよ、ということを言いながら、書いてある箇条書きを並べ変えたら作文になって、生徒さんも喜んだ。良かった。
今日は疲れているので、生徒さんが得意な教科からはじめて、テンションが高くなってから、自信を持って、苦手な教科に取り組ませた。
そしたら、少し堂々と解けて、落ち着いて、文章を読んで「聞かれたことに答える」「書いてあることを図にする」という課題が少し出来たのでよかった。
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