水面下の学力

学力がどうやって役に立つのか、書きたい。

具体的に、計算や、数学の概念や、古文の知識を使うことなんてそうそうない。
だけど、その概念を身につけるための方法論や、脳の動かし方、概念を操ることを出来るようになっている。
無意識にみんな利用している。
具体的じゃなくても全然良い。
ただ、発想するときに、種は多い方が良いし、道具として、自然に使っている。
たとえば、理科の知識を忘れていても、考え方やその道筋の正しさがわかっていたら、それを踏まえて本を読めるし、間違っていることにも気づきやすい。グラフの見方を教えてくれるのは、中学生のときだ。
今は統計も学ぶから、そういう知識も身に付く。
微分積分の概念は日常的に使いやすい。計算が出来なくても、考え方がわかっているだけで、いろいろなことが簡単に考えられる。
興味も持てるし面白く感じる。
知識や、概念を取り揃えていると、言葉にするのが簡単になる。
人に説明をするのがうまい人は、こうした忘れてしまっているけど、一度は身につけた知識やその過程がある人もいると思う。

c71の著書

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