言語で考える人と、そうじゃない人がいる。
わたしはどちらもするけれど、言語で考えると明らかに遅い。
言語以外で何を使うかというと、概念や図や式だ。集合やベン図を使うこともある。フローチャートのようなパターン、分岐を頭の中に展開することもある。
人と話すときにはそれを言語に落として話す。日本語は、思考にあまり向いていない。スピードが落ちる。
アイディアの塊のようなものがあって、それを解凍すると、枝葉まで広がるイメージだ。種が大きくなって木になる。
人と関わらないのならば、言語化する意味はない。
だけど、親切で、言語に開いて、思考を展開する。
でも、それにも意味があって、人に説明するのは手間がかかるけれど、その中でも新しい発見があるから、仕方がないと思って受け入れている。
言葉がでにくい、感情が出にくい人でも、何も考えていないわけじゃないのだ。
ただ、思考方法が違うだけ。
言語で考えている人には、それ以外の方法が想像しにくいだろう。
言葉を知らないと、考えられない、という人もいるが、それは違うと思う。
言葉以外にも、思考を操るための道具は無数にある。
そのために、数学や理科があるのだ。
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