良い質問をする人が優れている人だと思っています。
だから、自分でも「グッドクエスチョン」を出そうと思っています。
英語のこの考え方はとても好きです。
日本に暮らしていると「わからないことがあるのは恥」だと思っている人が多くいます。
でも、そうじゃなくて、的確な質問ができるほうが優れていると思います。それは、相手の優れているところを引き出せるからです。
良い質問ができると、知識も増え、コミュニケーションも深まります。
言葉が出ない生徒さんに対しては、注意深く、「グッドクエスチョン」を出していきます。
そうすると「なにがわからないのか」が生徒さんの中で、はっきりしていきます。
わたしが質問することによって、お互い明確になる部分があるわけです。
難しい質問に対応できない生徒さんには「いいえ。はい」だけでこたえられる質問に替えます。
そして、生徒さん自身が質問できるようになったら、「良い質問だね」ということは、常に評価していきます。
最終的には「わからないことだけを聞きにこれる授業」を目指しています。
そうすると、わたしも眠くならないし、時間も有意義に使えます。
言葉をしゃべることが難しい生徒さんに対してこそ、グッドクエスチョンが必要なのです。
「どうしてできないの?」はグッドクエスチョンではありません。
「どこがわからない?」「ここがわからないかな?」と聞くのがグッドクエスチョンです。
c71.hatenablog.com
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