わたしはおっさんが嫌い

わたしはおっさんが嫌いだ。九割くらいのおっさんは、悪いおっさんだと思っている。

女の人は、三割くらい、嫌な人がいると思っている。

おっさんの隣の席が空いていても、女の人の隣が開いていたらそこに座る。

おっさんが道の向こうから歩いてきたら、体を固くして、何かされないか気を配る。女に人にはそういう警戒をしない。

わたしに暴力を振るってきた人のほとんどが、男性だった。

女の人の嫌がらせはだいたい言葉だけだが、おっさんは実力行使をする。家に来る、暴力を振るう、権力を使って、仕事や学業に関して不利益になるように仕向ける。

九割のおっさんは臭く、粗暴で、声がでかく、道をよけず、ぶつかってきて、舌打ちして、道に唾を吐く。ごみを捨てる。身だしなみの水準が低く、見ててきれいじゃない。椅子に座ればひじ掛けを独占し、足を広げて座る。

下駄を履かされていて、あらゆる局面で実力を伴わなくても、優遇されているが、その優遇に気付かない。だから、職場や大学に女性が少なくても、「女性は実力がないから」と平気で信じている。自分が優遇されているという現実を認識する力すら、持っていない無能なだけなのに、その無能さゆえに、女たたきをする。

女性は、子供のころから、能力を伸ばすための手助けを得られにくい。それどころか、能力があれば、謗られる。「目立つのが悪い」と言われる。

高校受験の段階で、女子の多い高校に入れば、数学や理科の科目が少なく、そちらの道に進むことを事実上阻まれる。理系が偉いからこういうことを言うんじゃない。

選択の機会が、男性には、水のように当たり前にあるのに、男性と同じ選択の機会を得ようとしたら、何倍も努力しなくてはならないということが間違っている。

そして、そのような、男性には機会があり、女性には機会がない、という仕組みを作っているのはおっさんだ。

だから、わたしはおっさんが嫌いだ。

おっさんが作る世界は、強い男にばかり有利だ。

子供や、女性にとって不利だ。

病気一つとっても、男性のかかりやすい病気はすぐに治療法が確立されるが、女性や子供のかかる病気は、研究が進みにくい。男性がかかりやすい、がんや、心臓病、肥満に対しては治療法が十年前と比べて進んでいるのに、乳がん、子宮がん、更年期、生理痛、病気ではないが出産に関して、苦痛を伴う検査もなくなっておらず、病気の苦痛も軽んじられている。女性の病気の多くは「不定愁訴」で片づけられてしまう。

それは、医者の世界が、男の世界だからだ。看護師の多くが、女性なのには目をつぶって、「女性の医者は離職するから」といって、平気だ。

人類の半分が女性なのだから、それを前提にした社会設計をすればいいだけなのに、女性は、女性だから、といって、チャンスを奪い、足を引っ張り続けるのがおっさんだ。学ぶこともしない。

だから、おっさんを嫌うのは当たり前だ。それなのに、嫌うだけで「男性差別だ」と吹き上がるおっさんたちをたくさんSNSで見る。どれだけ甘えているのかよくわかる。

公正な世の中のためには、仕組みを作り、決定する場に、女性や、障害者、病人が必要だ。健康なおっさんはたちが悪い。


投稿者: c71

c71の一日 フェミニスト、自閉症スペクトラム、双極性障害(躁鬱)、性暴力サバイバーhttp://www.vesii.jp/ ベシー占い 占いをしています。

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