子供を生きている人

子供時代を生産できていないと、いつまでも、心の中の子供が不安がって、今の人生に支障をきたす。

大人として反応すれば、どうということもないことでも、子供が前面に出ていると、とても傷ついてしまう。
子供が傷ついたままだから。

それは、周りがどうすることもできなくて、大人として、生きるという覚悟がないとできない。
本人次第、ということになる。

今が、大人だということ、環境は自分で変えることができるということ、そういうことを自分で言い聞かせて、子供に語り掛けないと、ずっと子供のままだ。

周りはもちろん、大人として、扱うから齟齬が起きる。

友人が子供に戻ってしまったのでいろいろ頑張ったけれど、やはり本人がそこを見つめないとどうにもできないと思った。

わたしは疲弊してしまった。精神的にも肉体的にも疲れ果てて、休養を取らないといけない。
相手にも悪い感情が起きて、ああいうことも言われたこういうことも言われた、と負の感情がたまってしまう。

わたしの子供時代もあまり恵まれたものではなかった。
だから、わたしはそれを必死でなんとかしようとしてきた。
整理しようとしてきた。

言語化して、自分の中の子供を納得させて安心させて成長できるようにしてきた。

人によって、つらさは感じるままだから比較はできないけれど、だれでも限界になりながら今を生きている。
だから、他人をどうこうする余力はない。

語ってくれるならば、話を聞くこともできるけれど、黙していて、子供に帰っているときには離れているのが良いのかなと思った。

c71の著書

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