自分は大事にされるべき人間なのだ、ということを、外部に訴えてきたのだけど、それも大事だが、まず自分で自分を大事にする方向があるのではないか、当然の権利なのではないか、と思い当たった。
その道のりは長く、辛抱強い友達がずっと言い続けてくれることでようやくわかったことだった。
快適な家に住んだことがなかったので、それが実感できなかったのだけど、ヘルパーさんが家をきれいにしてくれた後の開放感や、気持ちよさを味わったらそれを自分で実現したいようになってきた。
きらきらと輝く床を維持したい。ピカピカの曇りのないキッチンやシンクを維持したいと思うようになった。
そのためには、いろいろな収納家具や、掃除機具が必要だ。
ヘルパーさんは専門家なので、そういうことには詳しい。何を買えばいいのか教えてくれた。
まず、台所にはストッカーが必要だ。
収納用品 | 無印良品ネットストア
ここに収納用品が売っている。見た目もきれいだし、手入れも楽そうだから買ってみた。
容量が大きいので、今まで雑然としてたものがすっきりと入りそうだ。
今までわたしが散らかしてはヘルパーさんが賽の河原の石つみのように片付けてくれていた、その輪廻に終止符が打たれそうだ。
素晴らしい。
高さがあってもいいということで、109センチの隙間用のやつを買った。
それから、掃除機も壊れていたので、
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これを買った。
なぜならば掃除機のホースが破れたからだ。ホースが六千円するので掃除機のほうが安かった。
これは、スイッチの位置が本体にあるので評判がいまいちだったけど、吸えればいいと思って買った。
これはヘルパーさんに好評だった。
本体が軽い。
スイッチは、別に手元にある必要がない。慣れたらどうっていうこともなさそうだし、使っている最中に誤ってスイッチを切るストレスもない。何より安い。吸引力もある。サイクロン式だ。今はどの家電もそんなに悪いこともないから安いのでいいのだ。
相変わらず、お掃除ロボは毎日活躍している。埃やチリのない生活は心地良い。
シーツも毎日洗濯している。エジプト綿のシーツにしたら、寝返りを打つのが楽になった。そうしたら、肩こりも楽になり、熟睡できる。
今眠りやすい時期だからなのかもしれないけれど。
洗濯すると、汗を吸うし、かゆくならないから、もっと早く毎日シーツを洗濯すればよかったと思った。
毎日洗うと習慣になるから、一日おきに「洗わないとな。でもめんどくさい」と思うことに直面しないですむから、かえって楽だ。
家事は毎日したほうが楽なのだと知った。
そして、毎日するためには、できるだけ快適にする道具が必要なのだとも知った。
今度挑戦したいのはお風呂掃除だ。
お風呂掃除には漂白剤をスプレーしておくといいらしいとコンビニバイトの同じシフトの人に聞いたのでやってみよう。
女の人はいろんなことを知っていてすごい。
男の人にはそもそもこういうことを相談しようと思わない。
生活の質を良くする魔法を知っている人は天才だ。すごい。
わたしはこうやってブログを書くから、些細なことでも褒められるけれど、天才はたくさんいる。
自分は大事にされるべき人間だと分かるためには、地道に生活を丁寧に送るしかないのだ。
手間暇をかけるのは大変だから省力化する工夫がいる。
そのためにはお金がたくさんいる。でもお金だけではなくて、知恵がいる。
その知恵は、ヘルパーさんや定型の友達が知っている。
そして、わたしが発達の人にこうして発信するとそのおすそわけができる。
誰でもできないことがある。
できることを持ち寄って支えあっていければ最高だ。
自分は大事にされるべき人間だとわかるためには家事を充実させることだ。
すっきりした家に住むこと。
きれいな衣服、気持ちの良い素材に囲まれることが大事だ。そのためには試行錯誤がいる。
ネットも活用したい。
気分よくいることが何よりも大事だ。
体を大事にすることが気分の良さにつながる。
そうしたら、過食や、不眠も和らぐ気がする。
緊張をほぐすことをもっとしていきたい。
自分に対して力を使っていきたい。
そうしたら、だんだん骨身にしみて、自分は大事にされるべき人間なのだ、と自覚できるようになる気がする。
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