仕事はいい暇つぶしになる。
今はすごく暇で、というのも、嫌いな人がいないから、嫌いな人のことを考えて暇をつぶすことができない。
好きな人のことを考えるのもずいぶん暇がつぶれるし楽しいことだけど、楽しいよりもやきもきするので、暇がつぶれない。
適度に嫌いな人のことを考えるのは、血がたぎる感じがするので、楽しい。でも、何しろ嫌いなので、一日くらいでその周辺の人間関係もひっくるめて、わたしはそこから逃げ出してしまうので、楽しみはせいぜい一週間だ。
嫌いな人から立ち去った後、一週間くらい、あれも嫌だったこれも嫌だったと考えるのは安全で楽しい遊びだ。
それに比べて好きな人に対しては、嫌われたくないものだから、楽しいばかりではない。
今はすごく暇と書いたけど仕事は忙しい。十時間だとか十二時間だとか勉強を教えているとそれは嫌になるという感じだ。
何が嫌かって腰が痛い。足がしびれてくる。ふだんゴロゴロしながら暮らしているので、大変な気がする。
気分をコントロールすることが大事だと思う。
気分は物事を見えなくする。
身体の習慣が、心をコントロールするという文章を読んだ。
いちいち、今日は嫌だとか今日は楽しいとか、そういうことを考えるから、毎日の仕事が苦痛になるのであって、するものだと思っていたら、できる、という話。
これも、適度に取り入れないと、体を壊すと思うから、完全にとは思わないけれど、でも、まあまあ役に立つなと思った。
死にそうな仕事だったら、やめたほうがいいのは前提として、わたしのようなだらだらした形態の働き方で、しかも絶対休めないんだったら、いちいち今日はいきたくない気分だとか思わないで時間になったら行く、という風にしたほうがよさそうだ。
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