今年は都市の大学の定員の規制のため、明治を筆頭に、とにかく難しくなった。
早慶東大などのトップレベルを受ける人については何も変わりはないが、それ以下の大学が非常に難しくなった。
Marchを受けるよりも、地方国公立のほうがずっと入りやすい。逆に言えば、地上の大学は今お得に受けることができる。
都市の大学が難しくなったのは、定員数が減ったこと、受験方法の多様化によって何度も受けられることがあげられる。
二十年前は、滑り止めを含めて、三回受験すれば多いほうだったのが、今では、似十回受験する人も珍しくない。同大学の同学部を受けるだけでも五回のチャンスがある場合もある。そうすると、定員数に対して、受験人数が跳ね上がるので、結果的に偏差値が上がってしまう。偏差値が上がると、「偏差値が高い」から受ける人たちが殺到する。
日東駒専はもはや滑り止めの大学ではない。
センター利用で明治大学を受けた人は、8割でも落ちた。合格ラインは、8割五分らしい。それだけ取れれば、東大も入れてしまう。
大学進学を機に、地元から出るのが最終チャンスの地方に住んでいた人には、あまり良い情報ではない。
都市に行けば、広告を含めて、多くの情報に強制的に触れて、どんなものがあるか知ることができるから。学生時代という短い間だけでも、都市に住むのには意味がある。
ただ、大学に限って言えば、偏差値によって大学の質が大きく変わることはない。
学生のレベルが変わるだけだ。
偏差値が低くても、親身になって育ててくれるような大学を探して、入学するのもとてもいい。都市部に集中しているということは、それ以外の大学に入りやすいということだ。
視点を変えれば、いい面もある。
決してあきらめず、これからの一年を頑張ってほしい。
大学の考え方をよく調べることが大切だ。
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