徒然草はつまらない、更級日記委は面白い

徒然草はおっさんが、なんだかいろいろだらだらほざいているだけなのでつまらない。

更級日記は、菅原道真の子孫が書いた日記だ。

更級、というのは、姨捨の言い換えで、作者が年を取ってから書いた日記の意味だ。

彼女は、紫式部やカゲロウ日記の作者の親せきで、妻女である。

初めて働きに出たのが、30歳前後で、親が寂しがって泣いている。

とてもかわいい話がいっぱい書いてある。

物語が読みたくて、十一歳の時に等身大の薬師如来を彫って、物語を読ませてくださいと祈ったり、物語が読めたときには、帝軒先になるよりも幸せだと和歌を詠んだりしている。

中学生や、大人の女性に読んでほしい。

結婚も遅く、33歳で結婚して、子供を産んだのもそのころだ。
晩婚、高年齢出産もよいところだ。このころ、ようやく少し現実的になったらしい。

ふらふら生きながらたくさんの人に愛された人だ。
愛されるのには理由がある。
心がとてもかわいい。

この本がとてもおすすめだ。
この本を一冊きちんと読めば、大学入試まで戦える。
読みやすいので中学生にもお勧めしたい。

萌え萌えになって、なかなか読み進められない。
名著である。

c71の著書

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