今、毎朝七時から十五分ずつ教えている生徒さんがいます。
早熟で、飲み込みが早く、優しい人です。
学校の授業では「なぜそれをやるのか」「何に関係するのか」「今後どういう発展をするのか」を教えない場合が多いので、やる気が出ないようでした。
だから、「なぜこれをやるのか」「なんで、こうなるのか」という疑問を大事にして、まず、概論を説明し、それから、手順を説明して、それから演習を一問解いてもらっています。
そのほかは復習で補ってもらっています。
手順さえわかれば、あとは慣れです。
机に向かう習慣さえできれば、中学生の学習はほんの短時間で済みます。
好奇心をいかに満足させるか考えると、理科なら高校の化学の部分まで言及したり、ときには大学レベルのこともします。
大学レベルのことをするのは、「どういう風に応用されて、実生活の技術にかかわるのか」を教えるためです。
たった十五分でも、朝起きて着替えて、勉強する習慣がつくので、生活が整います。
よる勉強することもよいですが、朝勉強をすると、一日のメリハリがつきます。
眠くてぼんやりして、やることがないと、人は眠ってしまいます。
睡眠時間が十分だったら、できること、やりたいことを朝の習慣にするとよいです。
中学生の勉強の範囲は狭いですから、十五分ずつの勉強でも、一教科なら、一年分を二か月ほどで終わらせることが可能です。
今は、一時間2500円で行っています。
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