だめな大人のためのだめなファンタジー。
だめさを貫いて、勝利を勝ち取っただめなハンサム、オズ。良いところは、調子の良さ、口のうまさ。下品で女好き。
(現実にいたらうざいけど、かわいいと思ってしまう)
そして、あらぶるだめ女=魔女たち!
君たちはもうちょっと男を見る目を養った方がいい!わたしもだけど!でも、どうせだまされるのならば、ハンサムの方がなんぼかいいよね!あと、優しくてだめなハンサムにだまされる方が、不細工でひどい意地悪にだまされるよりはいいよね、と思ってしまうような、つらい女には共感できてしまう恐ろしい映画。ちっとも子ども向けじゃない。
わたしは、魔女化して緑色になってしまった魔女に近い。とても近い。
振られたら魔女くらいになるよね。
良い魔女はすべてをかっさらう。なんて恐ろしいのでしょう。良い魔女こそ、我らの敵。
えろくて、かわいくて、完璧なブロンドの顔をひっぺはがしたい。
悪役の方に感情移入してしまう構造になってる。
わたしは、俳優にも映画監督にもあまり興味はないにわかな映画観客なので、わーきれいな映像と音楽!だらだらしていないカット!お金かかってる!ハンサム出てるわーい、くらいにしか、反応しません。そういうわたしにとっては、面白かったです。
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