今はお風呂上がりで、さっぱりしている。
朝起きてから六時間も経過している。
今までだったら、十時に起きていたので、四時くらいの感覚だ。
朝五時に起きて、歩くときの空気のにおいは気分がいい。
からだを動かして働くのも、ものを売る仕事をするのも楽しい。売れると嬉しい。失敗するとがっかりする。家に帰ると全部忘れる。
今日は朝九時半から、ヨガがあったので、バイト帰りにそれによってから買い物をして、文学フリマの振込を終えて帰って来た。途中で、二番目のおかあさんの車に乗せてもらった。パンと靴と野菜をもらった。
今日は、揚げ物を揚げていない時間から売ってくれと言われたので、揚げた。油を温めるのに時間がかかるから、すぐには揚らない。そのあとも、いつもよりも揚げ物が二倍くらい売れた。フェアをやっても売れないときがあるのに、何をしても売れるときはあるんだね、とYさんと言い合った。
その他ミスがあって、店長の奥さんに怒られた。滑舌が悪い、と聞いていて思う。怒る声は耳障りに聞こえるし、チークがつけ過ぎだし位置が低すぎる。そういうことを眺めて過ごす。人当たりの悪いひとは損だ。
Yさんにこぼして、「専業で働いているわけじゃないんだから、朝のみんながいやがる時間をほどほどに守るだけで、給料分は働いてるよ」と言ってもらう。やっぱりこのひとは頭がいい。このひととシフトが同じでよかったと思うし、ミスの注意の仕方からして有能だから、尊敬する。それは、「自分が注意されるとき同じように言われたい」言い方をするんだと言っていた。やっぱりかっこいい。東京に住んでいたことがあるそうだ。やっぱり。やっぱり、田舎者って言葉はあるけれど、一度、他の共同体に出たひとは、優しい。
一日充実した気持ちで過ごせた。今日は一日がいったん終わる。一時から、またヘルパーさんに来てもらって、掃除と料理をする。それからまた仕事をして、頼まれた文章を書いて、夜になって眠る。
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