ほめたたえよ、わたしのことをかわいらしく、頭脳明晰で、賢くて、美しいと!
そういうことにしよう。
そうしよう。
わたしが「ああ、頭脳明晰でもなく容姿端麗でもない」と思っていても何も良いことはない。
いらいらするし、スマホは用もなく見るし、集中力もなくなるし、良いことない。
痩せたら綺麗になる…、じゃなくて、既に綺麗なんだわたしは。
今が一番綺麗。明日はもっと綺麗。
それは、経験と思いやりが積まれるからだ。功徳なのだ。現世なのだ。
わたしは現世に生きる!
賢くて美人で可愛い!
そうでなくても良い。そういうのよく考えたら趣味だから。
容姿を売り物にしているような美しい人のことでさえ「タイプじゃない」という人がいるんだから、美しさの基準とはもともと曖昧なのである。
だったら、自分が美しい、可愛い、賢いと思い込んだ方が得だ。楽しく生きられる方をわたしは選ぶよ。
よく考えたらわたしのことを好みだという人はいるし、そうでなくても、他人に評価をゆだねることは愚かしいんだから、賢いわたしはそんなことはしないのだ。
ああ、わたしは美しいし可愛いし賢いよ。落ち込むまでもないよ!
さあ、自分を褒めたたえるのだ。
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自画自賛。自分讃頌。いいことです。