最低賃金で働いているけれど

すごいむかついたし、気持ち悪かったから、この記事を読んだ感想を書きます。

もうね、何もかもずれている。

本当にね、射精=性行為なんだなあ。貧しい性だなあ。射精しなくても泣いていたって、からだに触ったり二人っきりでいる時点で、性的サービス受けているんだよ。業務以外のことさせられて、女性もかわいそうだよ。感謝するんだったらさあ、そもそも料金以外のことをしちゃだめなんだよ。だから、奥さんにも優しくされないだろうし、それを「愛覚えてますか」つって、奥さんに転嫁している場合じゃないし、子育てたいへんだろうけどって、人ごとみたいに言ってる場合じゃないし、それはたぶん自分の子どもだろうし、そして、自分が奥さんに愛しているって思うんなら、裏切らない方が良いんじゃないか。

もっとも突っ込みどころが多い一文

いいか、30過ぎの男はな、エロいサービスなんてまともに受けてないんだよ。
ベッドに腰掛けて、手をつなぎながらおしゃべりしたり、おっぱいに頬当てたまま黙って泣いたりしてるんだよ。
最後にちゃちゃっと射精することもあるが、しないで帰ることも多々ある。

まず、三十過ぎの男はそこまで性能力が減退しているとは限らないし後半に書いてあるのはすべてエロいサービスであって、これをまともなエロいサービスと呼ばないのは提供者側に失礼である。
本人は、風俗で働いている女性をあがめているかのように言っているが、蔑んでいるのだ。

まあ、こんなことは、古い記事だから言い古されていると思うけれど。

良いんだけど奥さんが、別の男の胸に顔を寄せて泣きながら眠っているのなら。それを彼女が望んでいるなら。そして、それが成り立つならさあ。

コンビニバイトをしていると頭のおかしいおっさんが説教してくる。わざわざ小声でぼそぼそいって顔を近づけると何か嬉々とするのである。
相づちの打ち方が失礼だとか、レジが混んでいるのに人生の話をするとか、けっこう迷惑だ。
年寄りだったら、しょうがないなあ、と思うし、急がせないけど、壮年の男性がしているとけっこうむかつく。

わたしはなあ、最低賃金で働いていて、お前のようなやつの話を聞くことは業務にも契約にも含まれていないんだよ!!!!!

最低賃金近くで働いているくらいの店で威張る人は本当に最低だと思う。どこで威張っても最低だと思うけれど、高いサービスを受けたければ、そういうところに行け、と思う。
この国の野蛮人たちは、サービスが無料だと思っているのだ。湧いてくると思っているのだ。

主に感情労働を当たり前だと思っている、そして、感情労働をしろと責められるのは、女性のからだを持つ人々なのである。
そして、男性のからだを持つ人たちは感情労働をしたこともないものだから、感情労働がどれだけしんどい仕事かわかっていないのだ。

感情労働の固まりである塾講師の仕事は、それだけの対価を払われているから、サービスのうちとして、感情労働をする。そのへんのサラリーマンよりも高い時給をもらっている。感情労働を評価してくれる市場っていうのは少ないけれどもちゃんとあるのである。

人間の文脈を読むことが苦手なわたしが感情労働で身を立てているのは、皮肉なことだけれど。

わたしはミサンドリーを爆発させているので、女性の方が男性よりも優れていると思っている。なぜなら、男性が優れているところなんて腕力くらいしかないからである。そして、腕力なんて今やほとんど使われない。体力勝負というが、体力勝負でなんとかなるような仕組みを好き好んで作ったのは、男性である。その時点で、男性の方がアホだとわかる。(体力がなくなるのは、年を取れば同じだから)
女性は、腕力がないので、人類のスタートからハンデをつけられて来た。腕力でどうこうするのは野蛮である。

わたしはミサンドリーを擁護している。擁護するようなことでもないと思うが、ミソジニーに比べて妥当性が高いのだ。わたしにとってはってことだけど。(暴論である)

わたしは男性が怖い。反射的に身構えてしまう。それは、男のからだを持つ人がわたしに危害を加えて来た過去がそうさせる。わたしの経験則では、男のからだを持つ人たちは危険人物で、見ず知らずの男性と関わって良いことはひとつも!!!!!!!!!!!!!!!ないのである。まあ、見ず知らずの人がわたしにしてくれる良いことなんてほとんどないのだけど。
(親切にされたことがないわけじゃないです)(若い人は良い場合も多い)(具合悪いときに席譲ってくれるのは、女性、子ども、若い男性です)
見ず知らずの男性が好き好んで近づいて来て何かするときは、だいたい痴漢である。それか暴言を吐くか暴力を振るうか、説教をするのだ。

女のからだを持つ人が同じことをしても腕力がないから、さして、怖いことはない。だけど、男のからだを持つ人は、リピドーをたぎらせているのかなんなのか知らないが(それが言い訳になると思っている人は多い)、どんな無法も無体もするのだ!!!!

というわけで、わたしは男嫌いである。

最低賃金で働いているのにも関わらず、わけわからない高度なサービスを要求されるので困っている。
女性はだいたい、文句つけるにしても早くしろ、くらいなものだが、男性の場合は、相づちが悪い、あんた最近入った中で一番若いよね?態度が悪い、怒らせたら、何するかわかんないよ、ふざけんな、等の暴言を吐く、などなどする。
本来、コンビニでは誰もが平等である。社会的地位の高さなんて何もない。レジの順番だけが尊重される場である。
そこで、あれこれ言うやつは控えめに言って、「おかしい」。おかしいなんて言葉はわたしが投げつけられることが多いが、コンビニに来る人は、だいたい無防備だ。素が現れるんだと思う。お行儀が悪い人は、男のからだを持つ人の方が多いようだ。

わたしは客から直接お金をもらっているわけじゃないから、客からしたら、わたしがいくらもらっているかどうかなんて、どうでも良いだろう。良いんだろうけど、早いだけが求められる店で、最高級のサービスを受けようと思っているやつは、泥棒と同じだ。

冒頭のリンク先の人の書いた者を読むと泥棒の発想だと言うことがわかる。

ホステスや嬢を「有料の女友達」「有料の奥さん」と書いて、愚痴を吐き出す、笑顔で受け止めてくれる女神、と述べている。

奥さんはセックスマシーンじゃないし、子ども育てマシーンじゃないし、女友だちは愚痴を一方的に吐いて受け止めてくれると当てにして良い相手じゃない。

女を女神にするな、女は人間だ。なんもかんもぶつけられて、いっぱいっぱいになったら、「感情的」だと笑うのだろう。

コンビニ店員だって人間だ。だいたいは笑顔でかわすけれど、それだって、「労働」だ。
誰かが吐き出した感情の始末を、している人間がいて、それは契約上の仕事じゃない。

有料の奥さんと対比させて奥さんのことを書いていたくせに、奥さんのことを「高い買い物」だと言ってみたり、本当に一貫しておらず、論理的ではない。

ホステスさんも友だちの要素を求められても困るだろう。
友だちじゃないんだから。友だちだったら。金、発生しないから。
金が発生しているのに、友だちを有料で買っている、と言うようなことを言うのは発想としてたいへん貧しい。

お金が発生しても友情が発生することはよくあるのだけど、この場合は違う。

だいたい、さくら水産に行っている間、誰が子ども見ているんだ。

最低賃金近くで働いている女に暴言吐くコンビニのお客さんと、セックスワーカーに、性的サービスを求めていないと言いながら、求めており、その上で感情労働を露骨に要求する泥棒とは良く似ていると思いました。

警察とかSECOMとか呼ばれないと思っていて暴言吐くのは、店員に甘えてる、というか、甘く見ていて、自分の社会的地位は脅かされないけれど、弱い者をいじめる快感は得たい、ってことで、とっても貧乏性だと思います。

エントリ、まとまらないけど、終わり。

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