お風呂の時間だけが救い

風邪と食中毒が一緒になったみたいなつわりがずっと続いていて、もう、とっくに終わってもいいはずなのに、まだある。

食事は少しずつ食べられるようになってきた。絶食の後はヨーグルトにはちみつをかけたものが比較的食べやすい。
味付けが濃いものや脂っこいものも、楽なときは食べられる。薄味のものは食べにくい。
味覚が変わっているから、味がよくわからない。すっぱいものはおいしい。ほかに食べられない。

お風呂に入浴剤を入れて入った後は比較的楽なので、お風呂の時間が唯一の救い。
人と会わないので、とにかくさみしい。世界中から嫌われているという妄想がある。

減薬をしているので、躁鬱が悪化し、振り回されていて、つわりのせいもあるけれど、外出もままならない。
一歩外に出れば、人間らしく振る舞えるのだけど、なかなかそのパワーがでない。

家の中では、独り言がひどい。意味のない単語を延々という。節をつけて言ったりもする。
一緒に住んでいるのがほかの人だったら耐えられないと思う。

仕事の面でも、ずっと休んでいて、個人的に迷惑をかけているお客さんも多い。
仕事をできないのもつらい。

去年までは働きすぎていたと思う。五年前と比べて、躁鬱の切り替わる時期が短くなった。具体的には一週間周期だったのが、三日周期になった。
働きすぎないようにしながら、食い扶持を確保するのは難しい。
体もうまく言うことをきかない。薬の副作用で太ってしまったのもずいぶんと悲しい。
一日中そのことが頭を離れない。

社会から隔絶されていると悪いことばかりを考える。かといって社会と接続していても、つらいことは多い。
どうすればいいのかわからなくて、ぐるぐる考えてしまう。

きっと子供もも、なんらかの困難を抱えている子が生まれるだろうから、何ができるか、考えている。

c71の著書

スポンサーリンク
広告

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください