レクサプロ、正社員、体調、仕事

レクサプロを飲み始めたときには、太った。
それは、もともとの状態が悪かったから過食をしていたのと、レクサプロの副作用で太りやすかったからだ。
でも、レクサプロをさぼらずに飲むと、面倒くさいという気持ちがなく、何かしたいと思ったときに「やだなあ」というワンクッションを置かずに、すぐにテキパキ動ける。

仕事の評価は上がって来て、春からも仕事を切らさない代わりに、アルバイトをしないでくれと言われた。

そして、講師とは別に、事務員をしないかと言われた。事務員になると言うことは正社員になるってことだから、良い話には違いない。
だけど、わたしに勤まるだろうか。

心配だ。
でも嬉しい。信頼されていることや、チャンスを与えられたことが嬉しい。

自分には不安要素がたくさんある。書類仕事は苦手だし、ミスは多いし、緊張すると頭痛がする。病院にいかせてもらえるかも不安だ。続けられなかったら、講師だけに戻って良いかも聞かないといけない。
上司はゆっくり考えましょうと言ってくれた。勤務時間や、仕事内容にも、説明してもらったらできるかどうか考えよう。

お金の心配が亡くなるのは嬉しい。ただ、長時間労働になるので、わたしの鬱状態がどうなるのかが心配だ。
レクサプロを飲んでから、だいぶ、気持ちの波がなくなってきたけれども。

お医者さんだったら、やってみたら、って言ってくれそうだ。

反射的に断ったけれど、やっぱり前向きに考えたいですと言ったら、一緒に考えましょうと言ってくれたから、そのこともありがたい。

前向きに考えたい。
貯金をするには良い話だ。

わたしの感覚は、心地よく、新しい仕事にチャレンジしたいと思っている。
進むべき道は体が教えてくれるなら、わたしはやってみたい。
これは躁状態だから思うのだろうか。冷静に思っているのだろうか。
それだけがわたしにはわからない。 

信頼されていることは嬉しい。
仕事の幅も広げたい。
二年前は仕事に焦っていたし、塾講師なんてしている場合ではなくて、正社員の仕事を探そうと思っていたけれど、いつの間にか、正社員の話が、来るようになった。
それは夢のようだ。
収入も安定するかもしれない。

頑張ろうかな、ってちょっと思う。
もしうまくいかなかったら、講師に戻してもらえないか聞いてみよう。

仕事をする前は不安ばかりだった。
正社員になれないことにも絶望していた。
それに、チャンスなんて来ないと思ってた。

でも、一日に時間だけ働く、と言うところからはじめて、今は一日四時間から七時間は炊くようになった。

そうしているうちに、正社員の話も、思わぬところから来た。
案ずるより産むが易し、ってこんなことなんだろうか。

年収が上がることなんて夢見ていなかったけれど、上がるのかもしれない。状況は良い方向に変わる、ってことが現実にあるんだ、と思った。

c71の著書

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