女とオタクのバランス

わたしは去年、死ぬほど服を買って死ぬほど化粧品を買いました。
化粧のレッスンにも通いました。女を取り戻すためです。

今は全部そろったので、もういいかな、って感じだけど、ネットで見ているとだんだん欲しくなります。化粧品を買うと美人になるような気がします。
でも、気のせいです。腹筋でもしてろ!

でも、ロクシタンのシャンプー使ったり、クレンジングをジンパシーのにすると、肌も髪もつるつるになって、美人だね、って言われます。

服も、今まで何着ているんだかわからないようなぼんやりしていた服を着ていましたが、いろんなタイプを試してみて、だんだん、着心地とおしゃれのバランスをとれるようになり、むやみに買わなくなりました。
良かったです。

わたしは文学フリマに出店し、なおかつ同人誌サークルにも加入するようなどちらかというとオタクです。付き合った男は全員うんこみたいなオタクでした。

わたしは、漫画もアニメも好きだし、アニソン歌いながら踊るし、カラオケ行くとアニソンとボカロしか歌いません。ボカロ歌いながら踊り狂います。

メタルもロックも好きですプログレも良いな。

ポップスも好きです。
田村由美の「バサラ」を熟読していた小学生でした。

アゲハと結婚すると思っていました。

彼氏は、そういうオタクさが理解できないくらいリア充です。釣りとサーフィンとスノボが趣味、油絵も描くみたいな人です。

だから、わたしたちは、衝突しません。

そう、お互いの価値観が理解できてしまうと、あいつの趣味はださいとか、そういうことがわかってしまうのです。でも、違うから、わからないので、けんかになりません。

オタクじゃなさすぎて、オタクイベントも楽しめるみたいです。
いろんな知識のある人と交流できて楽しいね、って言ってました。
オタクじゃない男は、人の趣味について、ジャッジしないから楽です。
そして、オタク趣味に投資しないので、お金に余裕があります。時間にも余裕があるし、連れて行ってくれるところも秋葉原のパソコンショップではなく、家電やでもなく、スポッチャとか、夜景の見えるところとか、素敵なレストランとかです。
そう言うのを考えるのが苦にならないみたいです。
スポーツも一緒にやってくれたり教えてくれるから、健康になります。
健康になるために、豆腐とか、キャベツとか食べると良いよ、とか教えてくれます。
掃除も手伝ってくれるし…。
体を動かすことが苦にならない、まめなところも、リア充の魅力だと言えるでしょう。
わたしには、ない!部分だから、助かります。

リア充は、現実に強いから、現実的なことが得意です。わたしのような夢見がちなオタクをサポートしてくれます。

そして、彼からすると、わたしのオタク知識は、「頭良いね」みたいな感じで尊敬の対象らしいです。なんでも知ってるね、って言われます。何でも知ってると生意気って言われることが多かったのに、感動…。

男尊女卑な男はいやだ、ということをはっきり言っても、引かない、とか、そういうところが大事です。
男尊女卑は反対!絶対付き合わない。そんな覚悟が必要ですよ。

男オタクは自分が正しいと思っている人が多いから、結果、男尊女卑になったり、女にダメだしするんですよね。
そうすることで、プライドを保っている…。
マウンティングや上下関係に、敏感なのは、リア充より、オタクなんじゃないかと思います。

わたしはオタクだから、貯金もできていなかったのですが、現実的な男に、貯金してダイエットした方が良いって言われると素直にそう思えるよね。向こうは当たり前にやってるからね。栄養ちゃんととって早く寝て運動しなよって言われるとそうだね、って思ったよね…。

オタクに言われると、お前もできてないことを言うなよ、って思うけど、リア充は当たり前にできていることだからね。

オタクは服装にかけるお金もなく、身の回りのことに無頓着で、自分の価値観に絶対の自信を持っているひとが多いです。自分も含めて。
だから、付き合うのは間逆なタイプの方が良いような気がしてきました。
自分とジャンルがかぶると、戦いの地に赴くみたいになってしまいがちだから。

別に脱オタする気も隠す気もないです。
ありのままのわたしを知れ!
どうせ、意味、わかんないから、知られても大丈夫だ!!!!

オタクの男と付き合っている場合は「あなたの趣味は素敵ね」みたいな感じで、うなずきマシーンと化していた黒歴史のあるわたしです。なんか、オタクってプライドが高いんだよ。わたしも高いけど。すげえ、下手に出てた。

だから、オタクの女は意外とオタクじゃない男と付き合った方がうまくいくんじゃないかなと思います。

化粧品の沼は深いけど、ある程度やってよかったです。楽しいし。楽しくないときにはすっぴんです。
だから、仕事場の人には顔の差が激しいね!って言われます。

楽しくないときにはメイクしないから顔に違いが出ますね。っ答えてます。

メイクなんて毎日やんなくていいんですよ、とわたしは思います。
まあ、わたしはわたしですよ。顔がだいぶ違っても良いじゃないか。

c71の著書

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女とオタクのバランス」への5件のフィードバック

  1. そうか、共有出来る趣味の方ばかりだったのも、結局あかんかった理由は年上でも年下の方でも。
    どうしても口を挟みたくなるというか、そこからどこか保護者的になってしまっていた目線。→振り返りでひとり納得出来ました。
    パートナーさんとのお話もすごく好きです。

  2. ありがとうございます。
    共有できると最初はうまくいくけど、それよりも、価値観とか、わたしだったら、差別しない気持ちがある人が良いとかそっちの方が大事ですね。
    この人を良くしないと、と思うとうまくいかないし、相手の趣味をバカにしてしまってもやっぱりうまくいかないなーと思います。

  3. 私と旦那さんの趣味は全然違うし、私はオタクっぽく、彼はリア充っぽいタイプです。いいなと思うところは、それぞれの趣味について知識を披露する事が何回もできる事です。私は彼に何回も同じ事を言いますが、彼は初めて聞くようにきいてくれます。私も彼が話す事は全部初めて聞くみたいに感じます。要するに、きちんと相手の話を聞いていないんだと思います。たまには同じ趣味の人と議論のように話したいけど、毎日の会話となると自尊心を満たせる方が大事。と思います。

  4. 自尊心大事ですね。
    わたしも自分の自尊心が大事にされたいので、ミートゥーです。
    良いご夫婦の関係を読ませていただいてありがとうございました。

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