暇なときの過ごし方!暇を持て余している時

ツイッターでブログのテーマを募集したところ表題のことを聞かれました。

お金もなく、体力もなく、気力のないときの時間の過ごし方、ってことだと思います。
何もしないで良い時間が存在しているとき、それを暇だと感じるってことはそもそも何かの調子が悪いのです。調子が悪いときには何かに関心を持てません。だから、暇なんです。そういうときは、具合が悪いので当然本も読めませんし、情報や知識や物語にも興味が持てないのです。

暇だ、ってことは、やることがないってことです。元気なときには、興味のアンテナが開いているので、やることが多く、暇な場面にそもそも遭遇しません。

だから、暇だ、ってことは、調子が悪い状態が長いってことだと思います。もしくは、忙しい人が、生活のパターンと違うことをした日にふと空いた時間、何をしたいのかわからないってことがあり得るかもしれません。でも、それも、忙しいこと以外の人生の豊かさの部分が貧しく痩せてしまっている状態だと思うので、やっぱり調子が悪い状態なのだと思います。

暇だとやりたくなるのがけんかです。喧嘩を売ったり人に嫌がらせをしたりしたくなります。そして、自分がいやな思いをすることで、時間をつぶすのです。
いやな思いをすると、ずいぶん時間がつぶれます。

昔のことを思い出して、悲しくなったり、怒ったり、自分を卑下したりするのも良くありますね。人を憎んだり恨んだり、過去のことをひとつひとつ思い出したり、将来の不安を数え上げたり、具合が悪くなることを心配するあまり、布団から出たら、具合が悪くなるかもと、行動できなくなる、ということも、暇なときの過ごし方です。

物事に興味を持つには時間がかかります。種をまいて育てなくてはいけません。

最初から、楽しいことっていうのはなくて、やっていくうちにだんだん面白みがわかることが多いと思います。仕事などはその代表で、最初は面白くなくても、強制的に必然的にやっていくので、無理矢理面白さを発見せざるを得なく、発見できなかったらやめるしかない、ってことだと思います。趣味も同じです。無駄にお金をかけて、楽しくもないのに、やってみることの積み重ね、コスパという考え方の対極に存在するのが趣味であり、暇な時の過ごし方を考える、ということです。
コスパ重視でしたら、布団で寝ているのが最もコスパが高いです。

さて、いやな思い出にじっくり浸ることも布団でゴロゴロすることも飽き飽きした、もちろん働きたくもないし、趣味を強制的に何年か続けることで世界を広げることもしたくない、ってことがあると思います。

そういうときは、自分の抱えている問題をじっくり眺める、ってことが楽しいと思います。
解決するのでもなく、怖がるのでもなく、自分を傷つけるのでもなく、ただ、自分の抱えている問題を「問題があるなあ」「どんな問題なのかな」「何が引っかかっているのかなあ」と観察することが楽しいと思います。わからなさ研究です。

わからなさにはヒントが隠れています。問題を抱えているとイライラして、体力を消耗して、新しいことをする気力を奪われます。だから、暇になってしまうのです。

だから、暇なときには自分の抱えている問題を、いやな気分になることを含めて味わって、ああ、問題があるなあと観察するのが良いと思います。そのときにはジャッジをしないで、解決したいとも思わないで、ただ、問題があるな、困っているな、という気持ちの流れに身を任せること。
そういうじっくりした時間の過ごし方が、体と心を健やかにする役に立つと思います。
そうした試みの先に、ゆったりした時間を、暇だと感じずに、楽しめる世界がたち表れるような気がします。

もしくは、わたしはこれからやろうと思うのですが、牛乳を温めてショウガを入れて蜂蜜とシナモンをふって飲もうと思います。ブランデーも入れます。
これも暇なときの過ごし方だと思います。

あきらめる、ゆったりする、おいしいものを作る、お菓子を作る、部屋を綺麗にする、100円ショップで豪遊するなどもおすすめです。腹筋をするのはかなり手軽に時間がつぶれる上、明るい気分になって体調が良くなり、体が温まるので良くします。おいしいものを作るには時間がかかるし、体調を整える効果があるので、それも良いです。

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