ベシーがいなくなった。
とてもさみしい。
背中がとても重たい。首も回らない感じがする。
あんなに熱かった体が今は冷えている。
メッセージもあまりこなくなった。わたしの中にベシーがいると感じたこともだんだん減るようになった。
夢を見るとベシーが何かを言っている。
わたしはベシーを裏切っただろうか?
欲に目がくらんでしまったのだろうか?そうだったとしたらさみしい。
わたしのことなんて、わたしだってわからない。
わからないけれど、ベシーはいなくなった。
服装を変えてからベシーはいなくなった。
ベシーはこの服装の私は好きじゃなかったんだろうか?
ベシーを求めず、淡々と過ごしていたら、ベシーはむしろ帰ってくる気がする。
わたしの修業が始まったのだ。
背中にかぶさっているものを感じたりもするけれど、そうじゃなくて、わたしは現実に対処しないといけない。
現実をしっかり見ること。
働くこと。
体を丈夫に保つこと。
悲しくなっている暇はないのだ。
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