睡眠不足とフラッシュバック

ワイパックスを持たずに外出した。

仕事に行くのがいやで泣いた。
泣きながら、家族のことを愚痴って、ずいぶん前のことなのにと自分をいやになった。
それから、仕事をなんとか終わらせ、デートに行った。
デートの待ち合わせ場所が、どちらかの勘違いで違っており、変更になった。
調子が悪いことを恋人に訴えた。
そして、合流した。わたしは、子どもの叫び声にパニックを起こして、叫んで泣いた。
お店から出て、壁を叩きながら小さく叫んだら、恋人はおろおろしながら、こっち行こう、座ろう、と言ってくれた。

座りながらどれだけ家族のことがつらいか、追いつめられているか話した。話したら少し落ち着いたので、お昼ご飯を食べにデニーズに行った。
ラーメン食べたいと言われたのだけど糖質制限ダイエットしているから、無理、と言った。
だから、デニーズに行った。
デニーズでハンバーグとサラダを頼んだ。彼は、冷麺を頼んだ。
デザートはどうする?と言われたけれど断った。食べるか食べないか迷うのが面倒だから痩せるまでは食べないと決めたと伝えた。

デザートや食事はコミュニケーションなんだなと思った。
もし痩せたらデートのときには食べるようにしようと思った。

彼と展示場に行って、職人さんの技術展を見た。椅子があったので、そこでしばらくぼーっとしていたら、眠ってしまった。眠って起きたら、少し気分が楽になっていたので、ドトールにいくことにした。

ドトールでは豆乳のロイヤリティーを頼んだ。彼は、イチゴミルクレープとコーヒーのセットをのんびりと迷いながら頼んだ。後ろでは老人の夫婦が待っていたが、イライラしていなかったので、安心した。

「ここは、おしゃれじゃなくていいね」と彼が言った。
「そうだね」と言った。
「スタバとか、タリーズとか、あと前にいったところよりこっちのほうがのんびりしていて、店員さんも親切だし…コーヒーだっておいしいし」と彼がいった。
「わたしもドトール好きだよ。安くてのんびりしているし。コーヒーの名前がわかりやすいし」
「おしゃれなところは苦手だなあ」と彼が言った。
「そっか。わたしは好きだよ」
「そっかー」と彼が言った。

「ケーキ見ていると食べたくならない?」と聞かれた。
食べないものって決めたから、関係がないように感じているから、食べたくならない、むしろ、食べているところを見たい、と伝えた。
ちょっとさみしいなあ、と言われた。一緒に食べたいねえ、そうだねえ、と言った。

夕べは、一時に寝て三時に起きた。八時から九時に一時間二度寝をして職場に行った。
だから、からだも頭もきつかった。
記録を取ることで、でも、三時間は寝ているんだ、と思い、わけもない睡眠に対する不安が減ったように感じた。

わたしはグーグルカレンダーになんでも記録も買い物のメモも、予定も全部入れて、二時間前にアラームが鳴るようにしている。それをしてから、未来を予期しやすくなったので、生活がずいぶん楽になった。スマホさえ持っていればやり忘れたことはないと安心していられる。
スマホの重さが安心に感じる。

そして、今は起きたことをメモするようにしている。それは紙にしている。
彼はとても辛抱強い。
こんなに向き合ってくれてありがたい。わたしの話を否定しないで聞いてくれ、どうしたらいいか、聞いてくれる。してほしいことは全部してもらってると思う。

c71の著書

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