女性がお酒を飲むとき

仕事上で、お酒を飲む機会はあるはずだ。

そして、そこで、重要なことが決まることもあるはずだ。
また、そのお酒を飲む場所が「素敵なお姉さん」がいる場所だと言うこともあるはずだ。

女の人がお酒を人前で飲むと、特別な意味を持たされる。
「セックスできるかな」と男性は思うのだ。
そういう文化がある中で、たとえ、職場の飲み会でもそうそうはっちゃけて飲めるのか、どうか。
そして、男性のためのホステス役をしなきゃいけない、っていう場外の仕事もある。
下ねたなどのセクハラに耐えなきゃいけない上に、下ねたで培われる「一体感」にも加われない。
下手に加わると、よけい「セックスできるかな」が強まるだけで、仕事上のパートナーとは思ってもらえない。

不利だ。不利すぎる。

女には場外の仕事が多すぎる。ケアだのホステスだの、ほんとは有料な労働を、男性がしなくていい労働をしないといけず、その上で結果を求められ、男性には密かに下駄が履かされ、下の話で一体感を培う場にもいられず、それどころか、セックスできないかなあ、と心の中で思われてしまうのだ。自衛だってたいへんだ。
飲み会いかないと、のけ者にされるし、「女性が人前でお酒を飲むってことは」とか思われるわけで、そういうストレスだってはんぱない。
「素敵なお姉さん」のいる店には誘われないし行きたくもないわけだし。
そこで、大事なことを決められるのって、ほんと、ずるだよ。

そういうの、軽く見ると、ほんと、きもちを病んでしまう。

まさか、こんな歳の離れたおじいさんが、セックスの対象に自分を見るはずがない、と思っても、そう思っているおじいさんは実在するし、やになることに、地位が高かったりしてしまうし、そして、地位を笠にきているつもりすらなく、自分の性的魅力で相手が言うことを聞いているという幻想をいだけちゃうんだから、なんじゃこりゃ!働く女性は大変だ。

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