大事な自尊心

自尊心が一時的に弱くなっていた。
もともと、人を見る目があまりないのに、人との距離のとりかたが、極端で、0か100になりがちだ。
だから、うまくいかないのだ。
そして、一人でいることが好きなのに、「普通にならなきゃ」と焦って、人といなくてはいけないと思い込んでしまう。
ストレスフルな人間関係に陥ったとき、相手の顔色をうかがってしまう。
そういうときに、母親から学んだ人間関係を再現して、過剰適応してしまう。
冗談みたいな、ひょうきんなふざけた態度を取って、シリアスなムードを壊したがってしまう。
犬が腹を見せるように、わたしはあなたに降参していますよ、と姿勢を見せてしまう。
異常行動だ。

数年前のわたしに比べて、家事はできるようになったし、お金も稼いで自活している。
けっこう、素敵な感じになったんじゃないかな。
「普通」にはならなくてもよく、社会性のぎりぎりを保てれば、あとは好きにしてもいいんだ。
でも、今のわたしには「好きにする」ってことが、どういうことなのか、わからないみたい。
失敗に次ぐ失敗、という感じで、我ながら情けなくなるけれど、警報は鳴って、うまく聞き取れた。

c71の著書

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