忸怩たる思い

仕事を明日減らすことにした。

どうしても休めない二人の生徒さんを残して、あとは休ませてもらうことにした。

からだがだるいだけなんだけどなあと思う。憂鬱な気分だ。悲しくなる。

自分を強靭だと錯覚していたのかもしれない。他の人と比べていたりしていたのかもしれない。
からだを壊すなんて、どんなことだろう、なんて、思ったりするほど、わたしは最近健康なんだなと思った。
体調が悪かったり自律神経が壊れていた頃、全部で三年くらい引きこもったこともあるのに、その頃のことも忘れてしまっていた。
基準が変わってしまっていたんだなあと思う。
欲張りになったと言うか。

会社員をやめてから、意外と、食べていけるし仕事も掛け持ちしていけば良いんだなと生きる算段がついた。
時間があるから、なにしろ考えられる。会社員の頃は考える時間もなく消耗していた。どうしたらもっと収入が増えるかとか、今は考えられる。

根性がないなと思ったり、こんなことで休むなんてと思ったりする。
人によって出来ることは違うのに、そういう差を無視したいと思う乱暴なわたしがいる。

わたしのからだなんて壊れてしまったって良いじゃないか、と叫びたいけれど、もし本当にそうなったら、やっぱり困る。

人には優しく休みなよ、と言えるのに、自分には厳しくしてしまう。

地味に苦しいって、困るな。治るのも寝ているしかないのかと思う。

c71の著書

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