わたしより頭の良い人

わたしより頭の良い人に出会っても、わたしはその人を理解できないのではないか。

理解しないとしても、その価値を評価できないのではないか。

拒絶してしまうのではないかと不安だ。

なぜなら人間は異質なものを拒否する。

わたしは自分の考えと似ている人が好きだ。

理解できないものは不快に感じる。

わたしの知らない情報から、出てきた考えなのかもしれないと思っても、脅威を感じることがある。

わたしより賢い人がいても、わたしのレベルに合わせてくれて、わたしはそれを察知できないのではないか。

わたしは好奇心を大事にしている。

そのことが、他人への想像力を養うと思うから。排他的でいなくてすむと思うから。

わたしよりも優れている人には優しい人であってほしい。とても敵わないから。

c71の著書

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