自分の気持ちがわからない

わたしは自他の区別があまりないのか、人の顔色を窺って、相手の要望をかなえたいというところがある。
特に断る理由がなければ、自分に不利なことでも引き受けてしまうことがある。

違和感が重なって、だんだん積もっていくと、その人を退けることができるのだけど、最初はぽかんとしたまま、人の言うことを察して、言うとおりにしてしまう。

そういうことは、たぶん、母親と暮らしていたころに原因があって、「自分は嫌でも相手がそうしてほしいならば、そうしたら、丸く収まるだろう」というところで思考停止してしまった。

今でも、相手が喜ぶならば自分のことはおいておいて、まず、その人の要望をかなえようと無意識に考えて行動してしまう。

ゆっくり考えることがしにくいので、人生が、急転直下になりやすい。

それを気を付けないといけない。

なんらかの不安や違和感があるので、それを大事にしていきたい。
それが、本当のわたしの気持ちだと思うから。

最初、人の要求を丸呑みにしてしまうというのは、わたしの悪い癖だ。
でも、勢いに乗って始めたことは、仕方がないので、問題は先送りにして、その都度考えていけばいいとも思う。

今日は過食したい。自分で自分をなくしてしまいたい。わたしは人の気持ちを察して、それを自分の欲望と勘違いしやすい。
でも、それはわたしじゃないのだ。わたしがわたしでいるというのは、なんと難しいことなのだろう。

c71の著書

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