アルバイト中に、突然卑屈スイッチが入ってしまった。
「ごめんなさい」
「でも…」
「だから…」
「こんな風になってしまって」
止まらなかった。
「気にしなくていいですよ」
気を使わせてしまった。
どうしよう?
それからどんどん不安定になってしまった。
仕事なのに、お金をもらっているのに。そうするとさらに不安定になってしまい、「これじゃあ、相手に甘えている」と思えば思うほど、焦ってしまった。
もっと適当に、肩の力を抜いて、失敗を許せるようになればいいんだ。
アルバイトの内容も、力を抜けば抜くほど良い仕事だ。
がんばればがんばるほど裏目に出るのだ。
緊張すればするほど、提供するものの質が下がる。
ぼんやりしているくらいでいいのに。
お客さんに質が良いものを提供しようとして、まなじりをけっして、豹変したと言わせてしまった。
ああ、こんな日もある。
こんなところに来たくもないと言われないように、もっとゆるくかまえなくては…。
ゆるくかまえるって難しい。
だから、今のわたしには、正社員を目指すよりも、今のアルバイトを続ける方がいいんだと思う。
スポンサーリンク
広告