一片の傷も受け入れられない

一片の傷も受け入れられないわたしがいる。

どういうことかというと、壊してしまったものを許せない気持ちがある。

さっき、キャベツの芯をまな板のないところで切り落とそうとして、刃を欠いてしまった。
すごいショックで、このまま捨ててしまおうかと思い、捨て方がわからないとパニックになりかけた。
なんと脆い自我だろう。

ずぼらなのに、完璧主義だから、生きることが息苦しくなる。

わたしは自分が少し太っているような気がするし、顔にも傷が少し残っている。そういうことを毎日鏡でじっくりと確かめては落ち込んでいる。

少しの傷を許せないのだ。

包丁は研げばいいし、傷は化粧をすればいい。体形は服でおしゃれをすればすてきになる。

そんな風に自然に思えるようになるまではブログを書こうと思います。

c71の著書

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