今日は精神の状態が悪くて、叫びだしそうになった。
春休みなので、生徒さんと毎日会う。だから、お互いちょっと嫌になってしまったり、毎日八時間くらい働くので疲れてしまったということもある。
わたしは人間的に馬鹿で愚かで、もともとが0なので、0に何を掛けても0になるように、何を努力しても無駄なのだと思った。
お金を稼ぐことが一番良いことで、それができていないわたしはくずだと思った。
父は、「毎日仕事を嫌だと思っている人もいる。そうじゃなく、感謝され、頼られ、楽しいと思っている仕事に就けているのだから、それだけで良いじゃないか。お金は、信頼されていくと、後からついてくるものだ」と言った。
「あのとき、あの道を選べば良かったと思うのは調子が悪いからだよ。この道を通ってきたから、得たものがたくさんあるじゃないか」
「お金がなくてもすてきな人というのはいるじゃないか」とも言われた。
「大きな会社に入っていても、人に恨まれる仕事をしている人もいっぱいいる。お金を稼いでも、ストレスを発散するためにすべて使ってしまう人もいる。そういうことよりも、人に感謝される仕事をして、毎日今日も何事もなかったということに幸せを感じる方がよほど幸せじゃないか」とも言われた。
「リストラをする仕事だってあるし、リストラは必要でも、人に恨まれるし、本人もきつい。仕事を持ち帰ることもできないから、残業ばかりになる。そういう仕事だってあるんだよ」
生徒さんには「先生はお金持ちそうに見えます。良い服を着ているから」と言ってもらった。そのあと生徒さんは楽しそうに踊っていた。
嫌々来ている生徒さんでも、だんだん、楽しそうになってくると、こちらもやりやすくなる。
そういう、良い面を見られるようになるといいと思った。
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