ひがみの箱

今日の不安は「わたしは太っていて年を取っていて女としての魅力がもうないのでは?」です。

具体的にはいいなと思っていた人に連絡したらかえってこなかったからです。

わたしの中にはひがみの箱があって、その中には、

結婚している人いいなあ
子どもいる人いいなあ
収入の多い人いいなあ
若いときに健康だった人いいなあ
恋人いる人いいなあ

などがあります。

でも、ひがんでも、わたしがそれになれることはないです。
それに、ひがみがいい方向に行けば、動く、という形に変わりますが、人と比べすぎて病気になる人もたくさんいます。

わたしはすでに病気になっているので、それはないですが、主治医の人の話を聞くと、人と比べて病気になる人は、プライドがてんぐのように高くて、人の言うことを素直に聞けない場合もあるそうです。

ひがみの箱が適度にあって、適度に開けておくと、人の痛みがわかるようになっていいと思います。

わたしは、塾で教え始めて、自分が勉強ができる方だということを忘れないようにしようと思いました。

生徒さんからはうらやましがられるし、すごいと思われる。気をつけないと、勉強のできない子の気持ちはわからない。

わたしにとって、何かを覚えたり、勉強したりすることは、勉強を不得意な子に比べて簡単です。
だから、ちょっとの努力ができない子、という風にみてしまうときがあります。
でも、そうじゃなくて、とてもがんばっていても、できない子というのはいます。
頭が悪いとか悪くないとかではなく、できない子がいるのです。

わたしは、自分に、普通の人には簡単にできるけれど、自分にはできないことがたくさんある、ということを知っているので、置き換えて考えることができます。
それはよかったです。
でもひがみの箱があると苦しいので、できればなくしたいです。

そのためには、今の充実をはかることだと思います。

c71の著書

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