軽トラさん、あまりにもモテないわ 軽トラさんの不遇な恋愛とわたしのジェットコースター

軽トラさんがあまりにもモテてなかったらしく引いている。
男子校からの職人の世界で、まったく女性との接点がなかったらしいのだ(おつきあいがゼロというわけではないらしいが)。

小学生のときにモテキがあった、という話はナイス冗談だと思って笑って聞き逃していたが…。
本当のことだったらしい。

中学生のときにもチョコをもらっていたらしいので、たぶん…男子校いかなかったら…そんなにこんなことには…ならなかったんじゃ…ないのかな…。

見た目普通だし、話も面白いし、段取りも悪くないし、仕事もまじめそうだし、煙草も吸わなくてギャンブルもしなくて、なんでモテないんすか…。

なんかよっぽど何かあるんじゃないかと思ってしまうじゃないですか!

これはあれか、昔で言うところの、良い年して結婚してないひとは怪しいみたいなアレですか、わたしにもそういう偏見があると言うことですかNo!

脳!No!ノー!尿!

モテない、その一点で、何もかもが崩壊していこうとしている。
他のことでは気が利かない部分はないのに、恋愛に関してだけ、絶望的に気が利かない…。

そして、われわれは恋愛しようとしているんだ!友だちになりたいわけじゃないんだ!
どうしてそれがわからないんだ!
わたしに好かれたかったら、まめに電話するとかデートさそうとか根気づよくしないとだめだよ!
そして、あまつさえ、「友だちでいよう!白黒つけない関係も良いと思うんだ」とか言ってはいけないんだ…。モテない、どれだけモテなかったんだ。

恋愛経験ゼロの人と付き合ったことがないわけじゃないというか、わりとあった。あったね。あったんだけど、もうそれはいやなんだ、疲れるんだあれは!何が疲れるって説明しづらいんだけど、なんていうか、一人でもだもだもだもだ考えているのをいちいち修正して慰めてそんなことないよー、ってするのが。そして、この年になってまたするのか、震える!

わたしはもう若い女の子ではないんだ。あきらかにそうじゃないんだ。
でも、誕生日を迎えてから、自分が若い女の子じゃないってことは受け入れられるようになった。
別に人生が停滞して足踏みしているとも感じていない。毎日が新しいことであふれているし、それに対して、対処するのが大変なくらいで、毎日がキラキラしている。
一人でも大丈夫だ、と感じてきた。

ただ、人生にちょっとした潤いがあってもいいかなって。そう思ってたんだ。

そう考えると、すごーくモテてなかった軽トラさんと、一から恋愛するのは悪くないかもしれない。
わたしはジェットコースターみたいな勢いに慣れているから、ここで、いっちょ、のんびりスローペースな恋愛をしてみるのも(もしくは友だち)、悪くないんじゃないだろうか。

もだもだもだもだしていて、すっきりしなくて、ゆっくりで、スローで、もどかしくて、わけがわからなくて、無神経なことを思いもよらないタイミングで言われて、中学生かよ!と心の中で突っ込みを入れる恋愛を…、今から…するの………良いんじゃないかな、……えっうん、やっぱり、めんどくさいい!

論点は、ひとつだ!

わたしが軽トラさんがあまりにもポンチなのを受け入れる代わりに、向こうが、わたしが自閉スペクトラム症であること、家事が全然できないこと、わたしに多大な欠点があることを受け入れるかどうか。これを受け入れてくれるんだったら、それくらい頭が柔らかい人なら、わたしは軽トラさんがちょっと世間ずれしてなさそうなところを、むしろ可愛いと思って愛そうと思う!

バカめ!わたしのことが大好きなくせに。あれで、わたしのことが好きじゃなかったらびっくりするわ!運転中にわたしの顔、見ながらよそ見運転してるくせに!

そして、たぶん、わたしは軽トラさんのことが可愛いし(ひげ濃いからはげそうだとは思っているが)、ゆっくりペースに合わせていく修行をしていっても良いとは思っている。

c71の著書

スポンサーリンク
広告

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください