減薬の経過

セレニカを7.5グラムから4グラム、エビリファイを三グラムから1グラム、デプロメールが最盛期75だったのが、今では25ミリになった。

最初は気分の変化、双極性の症状が強く出て、不眠もあった。緊張が強くて、眠れなかった。目がさえて、眠れなかった。
今はうつの症状が出ている。今までうつの時は、何もかもが穏やかになり、休む期間だととらえていたのだけれど、抗うつ剤が減った結果、希死念慮や、自分に対する「醜さ」が気になり始めて、自分の存在を消したい気持ちが強くなっている。

だから、うつの時期でもあまり休めないなあと思う。

今までうつは、活動がのんびりになって、過眠状態になるだけだったのだけど、それもデプロメールのおかげだったんだなあと思う。薬のおかげで死にたくもならず、楽しく暮らせていたのだと思うと、薬の効果に感謝がある。

でも、今は、目的があるから、がんばって減薬する。目的が無かったら、減薬しなくていいと思う。減薬することで、生活の質が保たれるなら、薬による害よりも病気による害の方が強いのだから。

というわけで、旅先でも、うつの症状が出てしまうのでした。でも、旅先だとバイクに乗ってきれいな景色を見たり、海に入ったりすると、あまり死にたくならないから、自然の力も旅行の力も素晴らしいなと思う。移動することで元気になる。

病院の先生も、家から距離を離れるだけで、ずいぶんリフレッシュになるから、どんどん旅行はした方がいいと言っていた。息詰まったら、旅行するべきだと。

食べたことのない果物をたくさん食べられて楽しかった。

c71の著書

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