痩せたら、可愛い服を着る、とか、痩せたら彼氏できる、とかいうのはやめたいものです。
就職したらおしゃれする、とか、病気が治ったら全部うまくいく、というのもやめたいものです。
太っている自分で、おしゃれを精一杯楽しむ。
太っている今の自分で可愛い化粧をし、綺麗な服を着て、綺麗な所作をする。
そうしたら、太っている美人になれます。
魅力は、太っているかどうかじゃないです。自分を大切にしている人は素敵に見えます。
一生懸命やっている人は、素敵です。
太っている自分を愛してくれる相手を捜す。
おしゃれを気にしていた方が、身ぎれいになるから、就職もしやすい。
楽しいことをすれば、体力もつくし免疫力もつくから、病気にもうまくつきあえるようになる。
今の自分で、精一杯できる範囲のことを精一杯やる。無理はしない。
急に痩せられないのに、無理なダイエットをするよりも、太った自分に似合う服を買って着た方が幸せでしょう。
そうしたら、気持ちにゆとりが出て、ダイエットも頑張れるかもしれません。
「今の」自分を幸せにしないことは全部やめたいです。
大事なのは今だから。
今の連続が人生だから。
今の楽しさがつながっていけば、ああ、この数年ずっと楽しかったな、今も楽しいな、となるし、今は不幸に甘んじていよう、と思えば、つらいままです。
幸せにはすごく精神力が必要です。
戦いで、勝ち取らないといけないくらいです。
今を大事にしなければ、ずっと大事にできない自分が過去に積み重なっていきます。
そうしたら、数年して振り返ったら、ずっと「不幸」な自分が存在して、「太っていたから、自分には楽しいことがなかった』って変換されます。自分を不幸にしていたのは、太っていたことじゃなくて、太っているから「新しい服は買わない」と思っていた自分だったのに。
今の、自分を楽しくしたいです。
今の自分が将来につながっていて、その将来の自分は、今の自分が、楽しかったら楽しいままでいます。今が不幸で、その先がいきなり幸せになることはないです。
不幸だったり、欠点があったり、病気だったりする中で、できる範囲、精一杯の努力で、幸せになる努力をしようと思います。
綺麗な服を、痩せたら着る、ってとっておくのはもうやめます。
痩せる努力はするけれども、痩せたら、おしゃれな服を着たい、というのはモチベーションになるようでいて、今の自分を惨めにしているので、ストレスがたまって、どか食いの原因になるような気がしています。
働くことも同じで、楽しそうにしていたら、仕事に就きやすいんじゃないかなあと思います。わたしが史上最高に不幸だったときには、採用されませんでした。がつがつしていたんだと思います。
落ちても良いし、楽しいことはあるし、趣味もはじめた、というときに採用されました。
こんな自分だからだめだ、と思わないで、だめな自分の中でも、楽しいことはあって、それは誰にも、自分自身にさえ、奪われないで大切にする、やりたいことは、できるだけすぐにやる、未来にとっておかない、準備だけでも良いからする、というのは大切なことだと思います。
それは結局、自分をコントロールすることにつながります。
楽しいこと、やりたいことをするためには摂生が必要です。
体力も必要だしお金も必要です。ストレスを解消するために衝動的にお金を使うことをやめたら、本当に楽しいことにお金と時間と体力と精神力が使えるんだと思い始めています。