自閉症スペクトラムの人が書いた本

自閉症スペクトラムの人が書いた本は少ないなーと思う。

どの本も、自閉症スペクトラムの人を、サポートする人のために書かれた本ばかりだ。自閉症スペクトラムの人を観察した人の本もたくさんある。

でも、自閉症スペクトラムの人が、自分で考えていることだとか、周りとの軋轢とか、そういうものが書かれているものが、もっと増えればいいと思う。

それは、大事件である必要はないけれど、でも小さいステップでつまづくことはたしかなのだから、その小さいステップを細かく見つめた本があってもいいなと思う。

そうすると、自分は一人じゃないな、と思えるし、自分の何が困っているのか見つめることで、対策や工夫を思いつくようになるからとても良いことだと思う。

わたしは、発達障害でも、人との関係で、致命的というほどではなくて、比較的困らなかったのは、言語能力や表現能力があって、自分の気持ちを比較的正確に伝えることができて、相手の人も、この人に対しては、きちんと口で言わないとわからない人なのだ、とわかってくれやすかったのだと思う。


今日は朝から元気だった

東京に行くまでは、一日中寝て過ごしていたのに、東京で、すべての友人から歓待されたことがうれしかったせいか(みんなまたぜひ連絡をくださいと言ってくれた)、朝六時に起きられました。

そして、なんと冷やし中華を作って食べました。これは快挙です。錦糸卵らしきものも作れました。

それから、化粧をして、朝九時半からのヨガに出かけて、十時半まで運動しました。二番目のお母さんに会って珈琲とお菓子をもらいました。

そして、精神科を受診する前に、先生に同人誌を渡したいと思って、完売したので、また新しく印刷して折ったりしました。コンビニに二回も行きました。

精神科では、事務仕事ができなさすぎて会社に行くのがつらく、一日中閉じこもってしまう問題について話し、具体的に、事務仕事を工夫してミスを減らすことを考えようという話になりました。

先生に渡す同人誌に不備があったので、いったん家に帰りました。
それから、郵便局に行って、サイズの合わなかった靴を返品しました。

回転寿しを食べました。えんがわが食べたかったからです。

そして、実家の近くにある薬局まで行って、薬をもらいました。対面型の小さな薬局で、アドバイスをしてくれるので、とても好きなところです。
だから、わざわざ三十分もかけていきます。

ついでに実家によりました。二番目のお母さんは、精神的に疲れているので、わたしに会うのが少しつらい様子だったので、父と話して早めに撤退しました。同人誌は字が小さくて読みにくいということだったので、読みやすさをもっと追求しようと思いました。

そして、精神科に再びよって、同人誌を渡しました。とても満足感がありました。
カメラのキタムラにもよってGRのイメージセンサーに入り込んだホコリを綺麗に掃除してもらうように頼みました。保障期間内だったのでラッキーでした。

そして、十五時になりました。いったん家に帰ってから、少し昼寝をしました。
疲れきって、眠くて、仕事に行けなさそうなくらいでした。
原付でなんとか急いでいきました。忘れ物があることに気づきましたが、本体が行くことが大事だと思い、無視しました。

生徒さんは、前回と違い、熱心に勉強したので、成長したねとほめました。
学校でつらかったようで、心配していたのですが、自分を出していったら、受け入れられて、みんなでご飯を食べるようになってとても楽しいと言っていました。
高校生は自由が多くて、購買でお菓子を買えてしまうから、ダイエットが困ると言いながらニコニコしていました。

太っていないのに、太っていることを気にしているので、「綺麗で派手な子でも、意地悪なことを考えてたら意地悪な顔になるし、太っていても、ニコニコ楽しそうだったら、周りの人はそんなに気にしない。どうせしばらくはやせないんだからニコニコしながら太ってた方が、ぎすぎすしながら太っているよりかわいいんじゃない?けっこう周りはほくろがあるとかシミがあるとか、太っているとか、気にしていなくて、楽しそうかどうかを見ているよ」ということを話しました。

二番目の生徒さんは高校生でした。

微分導関数がわからなかったので、極限とは、蜃気楼のようなもので近づいても近づいてもそのものには近づけない、でも、歩いた分には近づくから、それでまあいい、近づけたということにして考えようと言う概念なんだよ、というような話をしました。
頭のいい子なので、公式からは教えなくてすみます。それよりおおざっぱな、概念がよくわからないので、細かいテクニックに走り、結果的に、どの公式をいつ使えばわからないという問題が生じています。

数学は、英語と同じように、言語の一種だから、誰かにものを伝えたいと願う世界共通語なんだよ、と話しました。概念があって、伝える機能があるんだから、数学は言語なんだよ。パソコンにも気持ちを伝えられるんだよ、と。

今日の先生はロマンチックですね、と言われました。

今日のあなたは、とても熱心に、一生懸命自信を持って取り組みましたね、だんだん、たくさん問題を解いて、自信がついてきたからだと思いますよ、と答えました。

それが今日一日の話です。
今日元気なのは、休み中にたくさんの友だちに会って、ほめられて、慰められて、わたしもそんなに捨てたものじゃないんだと思えたからです。世界は広ければ広い程よいようです。


電車の中で戻してしまい、東京の人の優しさに触れた話

その日は、朝四時から八時半まで友人のうちで眠ったあと、別の友人に横浜を案内してもらい、その後、また別の友人に品川でオイスターをごちそうになりました。

そうしたら、山手線の中で、二十分もたたずに、いきなり前兆もなく戻してしまいました。

わたしは、驚いて、どうしようと思い、恥ずかしく恐ろしく気持ち悪く、動揺していて周りの人に謝りました。そうしたら、隣の座席の女性がウェットティッシュと、ティッシュを「どうぞ」といって、渡してくれました。

わたしは、なんて親切なんだろうと思いました。

新宿でおりて、戻し通して、中央線に乗りました。もう、何もでないと思いました。
でも、そうではなかったです。

中野で、またしても、いきなり吐いてしまいました。しかも大量に。
もうしわけない思いで、いっぱいになり、でも、掃除をするものも何も持たずに、手も、足も、服も髪もげろまみれになっていました。

そうしたら、周りの人が、紙袋やビニール袋、ティッシュ、ウェットティッシュを次々に「使ってください」といって渡してくれました。荷物の上に山のようにそれらが積み上がりました。

わたしは必死で掃除をしましたが、全部は綺麗にならなかったです。泣きそうでした。

一生懸命拭いて、ゴミを袋に入れて、謝りながら、高円寺で降りました。

カーディガンの袖口もバッグもげろまみれでくさくて気持ち悪かったです。

高円寺でも道ばたで戻しました。
町を汚してもらって申し訳なかったです。

すると、通りかかった外国人の人が「Are you OK?」と声をかけてくれました。
大丈夫です、と言ったのに「そういうときは、大丈夫って言わなくていい、周りの人に助けを求めていいんだよ」と言ってくれて、背中をさすってくれました。

そして、帰るの?迎えにきてもらう?電話しようか?一緒についていこうか?と言ってくれたので、「友だちが迎えにくる」と嘘をつきました。
そうしたら「探しにいってあげる」と言ってくれたので、慌てて「ちがうんです、友だちの家が近くでこれからいきます」と言いました。

そうしたら、その人は荷物を持ってくれました。遠慮したのに。いいんだといって。そして、友だちのお店までついてきてくれて気にしなくていいと言って去っていきました。

友だちのお店は飲食店でした。わたしはかなりくさかったと思います。でも、友だちは驚いただけで、何一つ表情に出さず、「大丈夫?」といって熱いお茶を出してくれました。
わたしは、トイレを借りますと言って、顔と手と髪を洗って吐きました。

「全部出した方がいいよ」といって、友だちは心配してくれました。
お店が終わるまで待って、友だちの家に泊まりました。

友だちは、わたしに熱い紅茶を入れてくれました。「わたしのときも紅茶だけは飲めたの」といって。確かに紅茶だけは飲めました。また、吐きました。

帰ってから、わたしの友だちにメールをしました。
そうしたら、全員が、またきてね、東京に来るときには必ず連絡してね、と言ってくれました。
こんなわたしなのに。「あなたは優しい」と言ってもらいました。

旅行に出なければ、こんなことはなかったのです。会社がすべてで、ぎすぎすして、失敗だらけで、情けない気持ちで一杯のわたしのままでした。

旅行に出たので、わたしは、わたしだということだけで、親切にされて、世の中は素晴らしい、優しさに満ちていると思いました。


感想を発見しました

2014-05-05 – 楽園に刻まれた愛の詩は

嬉しかったので引用させてもらいます。

一冊だけ。ふと目に留まった。

ナカナカ(ナクナク)さんの「ある自閉症スペクトラムの人の話」

という手記を購入。

http://nakanaka0.wordpress.com/

http://c71.hatenablog.com/

帰りの電車の中で読んだんだけど、共感というか…

同じ障害者として色々と考え込んでしまった。

泣いたわ。泣いたのは感動とか勇気とか同情とか、

そんな安いもんじゃ無い違う涙が出た。
http://d.hatena.ne.jp/SHADE/20140505#c より<<====


18回文学フリマ 感想

おかまノート(おかま研究会(仮))

http://raitonshine.blog.jp/

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かなりまじめな話。わたしもある意味で、セクシャルマイノリティと言えなくもなくない、みたいなところがあるので、気をつけて読みたい。
何かを決めつけたり、狭く感じなくて、一人一人が自由であることや、自分の頭の中を自由にしておくことは大事だなと思う。

バンドマンとは付き合うな(澁澤怜)

http://rayshibusawa.her.jp/

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は切迫した憧れが胸に迫る文章だった。少し間延びしている部分もあるけれど、違和感と気持ち悪さに向き合っていて、素敵だった。

同じく、チャット嬢をやってみた、は詳細なドキュメントで、興味深かった。

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わたしもやってみたい…と思ったくらい。
いろいろなつまらない男がいる。面白い男もいる。いろいろいる。その事実が面白いな。そして、お金を払う。でも、そういう風にお金を払うことができる男はまだましなんだよな、と思ったりなんだり。(ただで、接待を求める現実の男性はたくさんいる)

練馬言葉力研究所、の無料頒布冊子

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は、精神病患者ビギナーのドキュメントでした。キチガイって、しつれいだな!!!!自分に対して使っても、そういうのは!とは、思いましたが、病状が切実に書いてあり、医者とのやりとりが興味深い感じで、面白かったです。結構重病な感じでした。病気って、人によって症状が違うので、そのへんの病気さ加減だとか苦しみ加減を知るのは大好きです。
面白い話じゃなくて普通の話が知りたいんだわたしは。

シカクの本(シカク)

http://uguilab.com/shikakutop.html

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は、エレメカ天皇香山哲)さん、小林銅蟲さんのコラムが目当てで買ったのですが、ザミニコミみたいな感じで面白かったです。全部は読んでいませんが、よくわからないエネルギーが混沌としていて、懐かしいなと思いました。つめられるだけつめていこう!って、最初しかできなくて、だんだん読みやすい方に流れるというか、文学フリマの初期はこうだったよねーとか思いました。

建築趣味No2 https://twitter.com/intent/user/?screen_name=tatsuoiso&lang=ja 

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沖縄の建物の写真が素晴らしく、解説がわかりやすい。
二冊買えばよかった…と公開しました。これはビッグウェーブがくるで!
建築にあまり興味、基礎知識がないわたしにもわかりやすく語りかけてくれて、でも、浅い感じでは決してないという揺るがない情熱を感じます。

仕事文脈
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https://www.facebook.com/shigotobunmyaku
http://tababooks.com/taxtbinfo/shigotobunmyaku

は相変わらずのクオリティ。この値段でこの中身だったらお得だよ!充実していて、他人の仕事ってどんななのか、現実づいてきて、ようやく物心ついたわたしには「お仕事」の話がびっとくるんだぜ!

犯罪者たち(レポ)

http://www.repo-zine.com/ 

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は、大学教授が犯罪者になるってコラムに引かれて買いました。
高給取りに憧れがあるので、栄華を極めた人が転落したってどういうことなの?!という興味です。
下着ドロとか、よく集めたよな…。すごい。高かったけど。1000円は貧乏人には厳しかったけど、面白そうな特集がこまごまくんであって、編集人は苦労しただろうな…すげえな…わたしこんな根気ないよ…すごい…人間はすごい…みたいな気持ちになりました。

ヤマシタケンタロウ http://ykdb.exblog.jp/ さんの
ロバ、エビ、稲妻 

は本当に素晴らしい。おしゃれでちょっと可愛い文章。詩って、痛いことになりがちなんですけど、そうじゃなくて、こんな言葉の使い方があるんだ!イメージって広がるんだ、と、頭の中が広がるような感じがして面白いです。

超短編マッチ箱 タカスギシンタロ さんの 恋

http://homepage2.nifty.com/helpless/txt/match_forsale.html

前から大好きな短編集。レイアウトが素敵。文章も、短いのに、頭の中がスコーーーーン、ってなる快感があります。

文学フリマに一緒に出てくれたみじんこ洞のMinority
http://mijincodou.jimdo.com/

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も読みました。相変わらず充実していて、とにかくレイアウトが見やすい。編集の才能と技術がある人は素晴らしいなと思います。


文学フリマの記事で旬のトピックにしてもらいました。

旬のトピックにしてもらいました。文学フリマ

うれしいです。

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明日は買った本をまとめたいと思います。

仕事文脈VOL3,4、チャット嬢をやってみた(澁澤怜)、バンドマンとは付き合うな(澁澤怜)、犯罪者たち(レポ)、おかまノートー増補版(おかま研究会(仮))、シカクの本創刊号(シカク)、建築趣味(磯達雄)を買いました。

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あと、大盛肉子さんの本も買いたかったのですが、お金がなくて残念でした。

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追記

紙の本を売る、というのには、それ自体に価値があると思っています。
データでも読めますが、お祭りの気分があって、それをお互いに交換するような感じがあります。
100円玉を通して、なにかとなにかを交換して、読んでもらう人から、わたしもエネルギーをもらう、って感じがします。
それが楽しいです。

データだとここで読めます。
お金で売ったものを無料で公開するのは、抵抗があるのですが、noteの有料にする機能が、わたしのOSには対応していないので、仕方がないです。
読んでほしい気持ちが勝りました。

https://note.mu/binuiq/n/n2a45aa99b4b9


文学フリマ エー02 ナカナカ ある自閉症スペクトラムの人の話完売しました

文学フリマ、撤収しました。

ある自閉症スペクトラムの人の話完売しました。

https://note.mu/binuiq/n/n2a45aa99b4b9

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まんまみじんこ洞さんに製本から売り子まで手伝ってもらいました。

まんまみじんこ洞さんは、高円寺にあるご飯のおいしいミニコミのお店です。

みじんこ洞の
フリーペーパーを置きました。

http://mijincodou.jimdo.com/

http://blog.livedoor.jp/mijincodou/

留守にしてることが多くて、お客様とあまり話せなくて少し残念です。

楽しかったです。

たくさん本が買えました。

ある自閉症スペクトラムの人の話は、ここに載せてあります。ほんとは有料にしたかったのですが、うまくいかなかったので。。。

https://note.mu/binuiq/n/n2a45aa99b4b9

入り口前の孤島でいい場所でした。

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告知 文学フリマ エー02です。

文学フリマでます。五月五日、平和島の流通センターの第二展示場です。ナカナカ、ナクナク、って名前ででます。
http://bunfree.net/

エー02です。

ある自閉症スペクトラムの人の話っていう冊子を出します。

まだ作ってないですが、よろしくお願いします。三十部です。