菅野完さんの性暴力疑惑に関わる話

下記の記事には、いかに、ゴヒエツコさんたちとのグループチャットがあります。

去年、ゴヒエツコさんに、依頼されて、週刊金曜日の記事のスクショを張った記事を書いてから一年たつ。
彼女の言うことを鵜呑みにして、彼女の望む記事を書き、世論を操作した。
その後、彼女は、性暴力サバイバーのわたしの心情を利用して使い捨てにしたことが分かり、わたしは、怒った。
それで、ことの顛末を明らかにし、菅野さんに謝った。

ゴヒエツコさんに、嫌がらせをされ、はてなを去ることになり、わたしは、もっていた影響力を失った。
わたしは、以前のように、たくさんの人に届ける言葉の力がない。

著作権を無視したととられ、その面での信頼も失った。
背後関係を調べず、言われるままに書いた記事のせいで、裁判に、悪い影響を与えた。
菅野さんに謝ったり、ツイッターでフォローしたりしたことで、「性暴力をした男とかかわっている」と見られて、その面でも信頼を失ったと思う。
今はTwitterのフォローも外した。

わたしは、彼が性暴力加害者かどうかわからない。
一年間、対話して、彼はわたしにとって、悪い人じゃない、ということを感じただけだ。
謝罪を受け入れてくれ、自分の思うことを語ってくれた。
彼は右翼だ。でも、反差別でもある。そのへんの話も伺うことができた。
わたしにとっては、天皇制を支持することと、反差別は矛盾と感じられたから、その整合性について、彼の思うことは勉強になった。
正直、左翼の「反差別」と言っていることの中に、「女性差別」についての問題意識が入っていなかったり、反差別というだけで、実際に何をしているのか不明瞭な人々に不信感も持っていたころだったから、そのあたりの話ができて面白かった。

ゴヒエツコさんは、わたしにこう言った。

自己評価低いからこそ、あんな素晴らしい文章が書けるのではないでしょうか?自己肯定感溢れまくってる私には到底無理です。

この言葉はわたしの心を折った。

わたしは、こう答えた。

“いろいろな被害を受けて自己評価低いと分析してるのでそれを素晴らしいといわらると、傷つけられたことが素晴らしいになってしまうので、
そうするとなんのためにがんばったのかわからなくなります

ゴヒエツコさんは、苦しむわたしに関係なく、終始軽い調子であった。
わたしの訴えを無視して、ゴヒエツコさんは結局、わたしとの対話を拒否した。
だから、彼女の考えていることはまったくわからない。
ただ、裁判の結果を、世論をコントロールして、変えることはおかしいと思ったし、もし、そうしたかったとしても、自分は隠れて、他人である性暴力サバイバーを利用して、使ったことは、間違っている。

週刊金曜日の書いた記事の名前が「うんこ.pdf」だったこと、菅野氏を週刊金曜日が「うんこ」と呼んでいたことは、メディアとして、間違っていると思う。

わたしは、性暴力サバイバーとして、ほかの性暴力被害者が、困っていると聞いたら、できることをしてあげたいと思った。
それで、自分に無理をさせすぎた。
わたしの判断は間違っていた。

とはいえ、わたしは、この事件について、何も知ることはできない。
一年たった。
わたしは、これで、疲れてしまった。

何があったのか、わたしには知ることができない。何が本当で、何が嘘かもわからない。
以前、裁判をしたことがあるから、裁判は、本当のことを明らかにする場ではないことを、もう、知っている。あれは、お互いの利害調整の場であって、真実を明らかにする場ではない。
だから、わたしは、判決が出ても、なにもわからない。
争いがないのは「菅野氏が抱き着いた」ということだ。
ほかのことは、なかったということだ。
抱き着いたことも性暴力だとは思う。
だけど……。わたしに起きたことを考えると、ゴヒエツコさんは、わたしにもっと配慮してくれてもよかったと思う。
それぐらいで、というつもりはない。
でも、彼女を支えようとしたわたしは、レイプと、暴行と、軟禁の被害者だったのだ。
PTSDとフラッシュバックに苦しみながら、彼女と関わり、そして、ぶつりと対話を切られた。

本当は、関わるべきじゃなかった。
でも、向こうからトラブルはやってきた。
そして、トラブルを大きくしてしまった。反省している。
むやみに、関わってはいけないと学んだ。

でも、また、性暴力被害者が現れたら?
わたしはどうするだろうか。
きっと、できることをしたいと思うだろう。話を聞くだけでも。
ただ、慎重にはなるだろう。
それでも、できることを探すだろう。

無力だなと思う。

追記:
今日、判決が出たようだ。

これをいうことで、わたしの立場は全くよくならない。
また、わたしは、人の信頼を失うだろう。
きっと、不愉快に思われるだろう。ブロックもされるだろう。
でも、わたしには、これを書く理由がある。わたしは、ゴヒエツコ氏に、わたしの弱いところを利用された。

ゴヒエツコ氏は、わたしを利用し、わたしを傷つけた加害者だ。
わたしは、そのころ、元DV夫にまた裁判を起こされ、会社でパワハラを受け、ほかにもう一つトラブルを抱えていた。
実家との関係が急激に悪化していた。
精神科に通い、カウンセリングを受けていた。記事を書いた時もフラッシュバックや乖離、別人格も出てきた。
それを彼女は承知で、わたしを利用した。
人倫にもとる。

言っちゃうと、わたしの性被害を利用したゴヒエツコ氏は、わたしにセカンドレイプをしたわけだ。
わたしが、苦しむのを承知して、わたしの経験を利用して、わたしの具合を悪くさせ、そして、とんずらしたから。
その彼女が、セカンドレイプされたくない、と言っているのは、わたしから見ると、どうかと思う。

人は、情報をコントロールされると、行動をコントロールされる。
わたしもそうだ。
だから、これを読むあなたも、慎重になってほしい。
情報を流すもの、メディアには、何か意図がある。そういうこともある。

さらに追記:

【復元】菅野完氏の「性的暴行」を報じた『週刊金曜日』のステマ疑惑 #週刊金曜日 #中島岳志
ここに詳細がありますが、

(一人だと危険そうであれば複数人)に最初ツイートをお願いし、フェミの方たち同士で根回しをして頂き、スクショを各自のツイートで使って頂けないか
その第一波を受け、第二波の方々に拡散のご協力を頂く
後追い記事で、複数媒体が動ける体制を整えてくれており、金曜日も第二弾、第三弾と続ける予定です。

 さらにゴヒエツコ @etsugohi とゆかいな仲間たちとその失礼には、計画の「第一波」に協力する具体的な人物名も。

その第一波を受け、第二波の方々に拡散のご協力を頂くのが見え方として自然かと思います。第一波に濁山さんも入ってます。中島岳志さん、山口智美さん、いとうせいこうさん、朝日で女性問題を多く取り上げている林美子記者始め多くの方にご協力頂く予定です。

ここに挙げられた人たちは、人に頼まれて、世論をコントロールするために、意見をいう人たちです。

特にいとうせいこうさん、X氏と結婚したといううわさがあります。

ツイッターで見ただけだから、本当かは知らないけど。

『週刊金曜日』、記事の信憑性が怪しくなってきた
ここには、ゴヒエツコ氏が嘘をついていて、それに基づいて書かれた週刊金曜日の記事の信ぴょう性は怪しいのではないか、それとも週刊金曜日が、嘘をついているかという取材に基づいた検証が載っています。

三浦弁護士の記事

c71の著書

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菅野完さんの性暴力疑惑に関わる話」への9件のフィードバック

  1. 弁護士のコメントを見てここにたどり着きました。
    記事を読んだ感想としては、どちらもやり口が汚いですね。
    貴方はセカンドレイプをされたと書いていますが、向こうもそう感じていると思いますよ。

  2. はじめまして。菅野氏の代理人弁護士さんの文章を読んで、この件の経緯を正しく知りたいと思い、幾つかのリンクを辿ってこちらへまいりました。
    はてなの旧ブログの方から一通り読ませていただき、腑に落ちなかった事のあらましがクリアになりました。
    酷い目に遭われて、、大変でしたね。こんな平坦な言葉で気持ちが伝わるのか心許無いですが、ごめんなさいね表現が見つからなくて…。
    一個人での告発は相当に勇気のいる行動で、尊敬の念しかありません。

    すべては「あったことをなかったことにはできない」に尽きるのだと思います。
    被害者を攻撃する者はセカンドレイパー(といってもG氏はそもそもレイプされていない点は…)と非難する人達は、被害者が支援者と共謀して加害を働いた事実については黙っているべきだと。なかったことにしろと強要していますよね。
    パートナーからDVを受けた人が、それを口実に子供を虐待していたとしても同じことを言うのでしょうか?
    彼女は可哀想な被害者なのだから、子供が犠牲になっている事実は公言してはいけない、と。

    5年前に事件が起きた当初、G氏が大きなショックを受けたことはよくわかるのです。私にも類似の経験があり、その瞬間はレイプされるのではという恐怖一色でした。なので実感としてわかります。
    ただ今もなお苦しみ続けているというG氏の訴えには違和感があります。その感情自体は制御できないものだとしても、被害者感情を理由に菅野氏の言論活動を潰したいという要求には違和感が大きい。何か胡散臭い…。どうしてもそう感じてしまう自分に罪悪感を覚えました。
    ですが、本当に苦しみのさなかにあった人を支配し、ステマ手法によるネットリンチを画策したことを知り、これはもう「被害者バッヂ」の乱用だとはっきりと思います。
    週刊金曜日しか詳報を載せなかった理由もなんとなくわかりました。全体を俯瞰した記事を出せば被害者叩きだと批判されるのでは、このケースでは偏向記事しか書けないことになりますよね。

    怪しい動きに攪乱されて真相が見えにくい中、貴重な記録を残してくださってありがとう。
    そして、安産をお祈りいたします!
    聞くところによると丁酉年に生まれる赤ちゃんは、生まれながらにして持ってる人になれるそうですよ。

    1. いろいろありがとうございます。
      やっぱり、しんどい思いが多く、思い出すきっかけになって、ここ数日つらかったです。
      でも、こう、共感していただくと、ちょっと和らぐというか。
      ありがとうございます。

      今年産まれる子は、持ってるんですね!
      すごくうれしい!

      わたしも正しいことをできてるわけではなく、間違いながら、発信してるところです。
      なんだかよくわからないところから、試行錯誤して、今に至ります。

    2. すべては「あったことをなかったことにはできない」に尽きるのだと思います。
      被害者を攻撃する者はセカンドレイパー(といってもG氏はそもそもレイプされていない点は…)と非難する人達は、被害者が支援者と共謀して加害を働いた事実については黙っているべきだと。なかったことにしろと強要していますよね

      そうなんです。
      なかったことにされているのが、本当に腹が立ちます。
      無事に赤ちゃん産まれました!
      もってるといわれてうれしいです。
      気持ち伝わりました。ありがとうございます。

  3. 拝読して、あなたの真相を追及する賢さ、行動力、正義感、先入観なしに菅野さんと対話する柔軟な心に胸打たれました。善意からしたことが不正に利用され、セカンドレイプを受けるなんて、本当に理不尽ですが、よく耐えて頑張られました。ゴヒさんもその協力者も、批判した人たちも、底の浅い他者の苦しみを理解する力のない人たちです。彼らに潰されないため強くならざるを得なかった貴女は、どれほどしんどかったことか。判決が出ても確定してないし、ゴヒさん・週刊金曜日からの謝罪もない中、もう少しの間頑張って下さい。貴女の真摯な声は誠実な人たちには、ちゃんと届いています。出産を控えていらっしゃるご様子、くれぐれもお身体をお大事に。

    1. 御返事遅くなりました。
      コメントで励まされました。
      いろいろしんどいですが。

      子供のことも、ありがとうございます!
      もうすぐ産まれるはずなんですが、おなかの中が好きみたいです。

    2. 本当にしんどかったです。
      ねぎらっていただいて、ありがとうございます。
      長い間返信しなかったので、読んでいただけるとは思っていませんが、ありがとうございます。
      無事出産を終えました。
      彼らのことは許せません。

  4. ピンバック: 【菅野完】ツイッターに[性犯罪者]と書けば自動で開示する!しかしツイートする人が止まない模様…全員開示か?[301619555]

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