発達障害と精神病があるから楽しい

発達障害と精神病があるから楽しい部分があるなあと思いました。

まず、朝起きたときからスリリングです。

起きれるのか…起きれないのか…の戦いがあります。

音と光りに過敏なのでテレビも見ないし、音楽も聴きません。
映画は見られます。

だから、映画館に良く行きます。自分のことが大好きなので、体を動かすことが好きです。健康になります。自分のことが本当は嫌いだったのですが、あるとき「自分にすごく興味があるよね」と友だちに言われ、「嫌いだと思うのは自分に対する期待値が高すぎるからなのか」と納得がいき、それ以来自分大好きと言っています。

自分以外の周りに興味がないので、好きなことを大胆にできるので後悔があまりありません。
わたしの場合、言葉ではっきり説明された場合、(ただ鵜呑みにしすぎるので弊害はあるのですが)理解できるので、何とかなっています。空気を読まない方が自分らしくいられる場合もあります。
その点は、健常者さんよりも自由度が高いんじゃないかなと思います。

できてしまうと、あえてできない、という選択をすることが難しいはずです。

わたしは、適応障害や、鬱病や、パニック障害や不安障害や気分障害があります。

睡眠障害があります。

だから、工夫のしがいがあります。
うまく眠れたときにはとても充実感がありますし、お茶の味がきちんと感じられただけでも感動します。

わたしには、当たり前にうまくいくことがとても少ないのです。

だから、スーパーで買い物できた、とか、人と会話できた、とか、小さなことが喜びになります。
これはこれで、楽しいんじゃないかなと想像します。

健常者さんは、幸せへのハードルが高かったり、世の中の幸せ像にあわせたりして、大変そうだなと思います。

マイホームを買っても、結婚しても、子どもがいても、幸せとは限らないと思います。
でも、形だけでもそうしなくてはいけないというプレッシャーが、わたしなどよりも高そうに見えます。

病気なので、そこまで悩まなくていいのでとても楽です。

病気をやっているだけで何かをしている気になるのです。

ただ、心配なのが、病気がなくなったら空虚になる(アルコール中毒者がアルコールを断ったあと、人生の目標がなくなってしまうのに似ていること)ことです。

だから、楽しいことをたくさんしたいです。

漫然と生きていられないし、少しでも楽しく生きたいし、人生は一回しかないと、人生の前半で気づけたから、精神病になって、悪いことばかりではなかったような気がします。

c71の著書

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