ジャーナリスト、言論人の腐敗を告発する

言論の自由には、受け取る側が事実を正確に受け取ることも含まれているでしょう。
ゴヒエツコ側には、ジャーナリストや言論人がいます。
彼らが嘘をつくことで、わたしたち受け手の「権利」は損なわれています。
わたし以外の人たちは、そのことを糾弾すべきです。
故意に嘘をつくジャーナリストや言論人は害悪です。取材能力のない一般人をだまして思うように操ることだからです。
人は、知りえる情報をもとにして行動します。だから、間違った情報を与えられるということは、行動を操作されているというのと同じことです。

これは、陰謀論ではありません。
メディアの腐敗、言論の腐敗の告発です。

この件は、複雑なようでいて単純です。
菅野氏がゴヒエツコ氏にgropingした。
菅野氏は事実を認めたが、賠償の条件が合わなかった。
裁判をする一方で、ゴヒエツコはネットリンチをした。
その時に、レイプ被害者を利用した。
そして、ゴヒエツコを含む言論人は、利用したレイプ被害者にもネットリンチをした。
そして、レイプ被害者に、ブログを消せと言い、裁判を示唆して圧力をかけている。

性暴力被害の内容をジャッジするな、という人がいます。
でも、事実として、被害の軽重はあります。
それをないことにすると、わたしのような人間の口封じをすることになり、有害です。
被害状況をジャッジしてるのではなく、事実として違います。
そして、どんな人が被害者か問うてるのではなく、ネットリンチをしたり、メディアを使って裏工作したり、他の性暴力被害者を利用して、嫌がらせをするのは悪いことですし、まわりも止めるべきです。
また、他人が代弁するべきではない。

性暴力被害者のことを全部同じにするのは雑だし、性暴力被害者のいうことを何でも聞き、心情に配慮していくと、わたしのような間違いをおかすことになります。
性暴力被害者がネットリンチをしたがっても、まわりは止めるべきです。
他の性暴力被害者を利用して、嫌がらせをしたら止めるべきです

わたしは、彼女の被害が強姦だと思っていました。
でも、違いました。
わたしの被害は強姦や暴行です。
左腕の神経が切断され、一週間緊急入院するほど重いけがでした。
首を絞められ、殴られ、血だらけになりました。
別の事件ですが、薬を飲まされ、二十四時間昏睡状態になったこともあります。逃げるために四回引っ越しをしました。火をつけてやると言われました。引っ越した先で、引っ越してもお前の居場所は突き止めてやると脅迫状も来ました。何度も事件に遭うのは変かもしれません。障害のせいかもしれません。わたしはおろかだと思います。
でも、わたしは、その被害や被害ゆえの症状を、同じ被害者だから助けてくれと言った相手に、嘲笑されました。
それと同じでしょうか。
どうして、ゴヒエツコさんやゴヒエツコさんの支援者は、ゴヒエツコさんのつらさはわかるのに、わたしのつらさはわからないんでしょうか。

人の痛みを少ない多い、自分よりまし、というつもりはありません。
心の痛みはその人のものだから。
でも、事実として、こういうことが起きた、ということの差は、明らかにするべきです。
その人が、秘密にしたいなら、秘密を守りますが「同じ性暴力被害者だから」と言って頼ってきて、結果が気に入らなかったら嫌がらせをし、根回しをして孤立させる、というやり方をする者に対しては、その周りにも「あの人と私の被害は違う。同じではない」ということも必要だし、訴訟をしたのも関わらず、その裏でいろいろな動きがあったら「不当」だと言わなくてはなりません。

週刊金曜日は、事実を曲げて報道しました。それは、メディアへの信頼を傷つけるものです。
メディアには力があるので、ジャーナリストと言えども、事実に反した個人への攻撃は批判されるべきです。
その事実とは、菅野氏がしたのはレイプでなく、gropeだということも当然含まれます。
なぜなら、週刊金曜日は「レイプ」だと思わせるような書き方を続けてきたからです。

被害者本人が、不当な要求をしたり、ネットリンチをたくらんだら、周囲の人間は、それを止めなくてはなりません。
それが当人のためでもあります。
他者の代弁をすると、わたしの間違いを繰り返す可能性があります。
実際、根回しをされた人たちは、「ゴヒエツコ」の心情をおもんばかっていますが、他方では「性暴力被害者」である、わたしの心を傷つけています。
また、被害者本人の希望を叶えることが、被害者の心の回復を助けるものではないわけです。

事実として、菅野氏は、最初200万円支払うつもりでした。謝罪文も出そうとしていました。
それを拒んだのはゴヒエツコ側です。
なのに「菅野は賠償金を値切った」という言い方をする人がいて残念です。
菅野氏の主張は、ネットリンチをしたのだから、それについて考慮せよ、ということだったと思います。
それが結果的に認められなかったということです。

ゴヒエツコは、わたしに自分の被害内容を説明しませんでした。それは明らかに不誠実な態度で、わたしをだましたのと同義です。
わたしはレイプ被害者です。
それを「自分と同じ被害」とあたかも思い込ませるように誘導した、ということも、わたしを傷つけています。
同じだと思って、奔走したのに、暴言を吐く。集団で揶揄する。嫌がらせをする。
わたしとゴヒエツコの被害は違う。
これは事実です。
これを言ったからと言って、彼女の被害をジャッジすることにはなりません。
物事には段階があります。それによって、罪の軽重も決まります。

彼女は嘘をついている。
そして、根回しにより、自分の手を汚さず、周りを操作している。
そして、彼女の被害を利用して、自分たちに都合よく、一般人を動かそうとしている人たちがいる。
これは、性暴力被害者への愚弄であり、なによりも、ひどいことです。
被害者を利用することは、悪です。
悪を野放しにしないでください。

藤倉さんのブログに詳しい経緯が載っています。
彼は、週刊金曜日も取材しました。

追記
わたしは、ネットリンチをしてしまいました。
裏工作に加担したので、わたしの文章を読んで、信じてくださった人をだましてしまいました。
これは、何度悔やんでも悔やみきれず、本当に申し訳ない思いでいっぱいです。菅野さんに対しての人権侵害もしました。
ごめんなさい。
しかし、それ以上に許せないのは、ゴヒエツコの弁護士です。
ネットリンチをなかったことにしたので、わたしの存在を無視しました。
彼女は、わたしに裁判を示唆しました。
わたしにブログを消せと言いました。
じゃなかったら裁判すると。
本当に、つらいです。

上記エントリのコメント欄を見て、救われるような気持です。
ちゃんと正確に物事を見る人は、わたしの友達以外にもいるんだなと。
全部引用したいですが、これだけでも。
http://cultwatching.cocolog-nifty.com/shuhitsu/2017/08/post-af60.html#comment-140452838
では「強姦」とは抱きつかれた(もしくは押し倒された)ことと同じレベルの被害なのでしょうか?

強姦とは、単に抱きつくことと比べものにならないほど女性の尊厳を傷つける行為です。

強姦を、抱きつかれた(もしくは押し倒された)だけと同じように考えることの方がよほど性暴力に対する軽視だと思います。

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