アクセサリーを選ぶことができる

朝起きると何を着て、化粧をどうやって、アクセサリーをどれにするのか楽しみだ。
わたしが身に着けるのは、プラスチック製のアクセサリーが多い。
ブレスレットとネックレスを家の中でもつけるので、軽いものがいい。
出かけるときには重いものもつけようかと思うけれど、家の中にいるときは軽くて壊れにくいものがいい。
金属アレルギーだから、どちらにしても本物のジュエリーは身に着けられない。
だから、割り切っておもちゃみたいなものばかりだ。
指輪も、ハンドメイドのレジンの指輪を買ったり、ビーズの指輪を買ったりする。
つけていて疲れないのもいい。大ぶりなほうがつけている甲斐があるので好きだ。
今は、ハンドメイド作家がたくさんいて、選ぶのがたいへんだ。どれもこれも素敵だ。
味があるのがいい。

以前は、化粧はどうせ夜になったら落とすのだから、することに諸行無常を感じて、やろうかな、でもやめておこう、肌によくないかもしれないしと悩んで、しなかった。
今は、悩まない。するものだ、と決めてしまった。
朝起きたら、化粧をする。それは子供を産んだことと関係があるかもしれない。
社会とのかかわりが薄くなり、生活が乱れがちなので、そこで決まりをつけたいと思うようだ。
肌が荒れたら、ミネラルファンデーションに変えればいい。今はいいファンデーションがたくさんある。
チークをどれにしようか、と悩むのが好きだ。
チークで顔の印象がだいぶ変わる。アイシャドウも色を混ぜると、ニュアンスが変わるのが面白い。他人にはニュアンスなんてどうでもいいのはわかっているけど、出来上がったときに自分がどう思うかが大事だ。

着心地が良くて、しかも、暖かい服。肌触りで、今日はこれがいいとか、体の締め付け具合がこれがいいとか、その日によって違うので、どれにしようか悩むのが好きだ。

今は、お昼寝も一時間くらいだ。
以前は、十二時間くらい寝ていたり、着替えなかったことを思うと、ずっと体調がよくなったと思う。
わたしは体調が悪いと、洋服を着ているのが苦痛になる。
でも、最近は、意識しないでも着ていられる。
そういう些細なことがうれしい。

おしゃれは、若いころ得意な人でも、中年になったら、またアップデートしないと「古い人」になってしまうらしいし、遅咲きでもいいから、今からやっていくしかない、そうしたい、と思っている。
支配的な人に育てられた傷が癒えてはないけれど、癒えてないなりに生きていくことが大切だ。それが結果的に傷をいやすのだと信じている。
今日はオフホワイトのもこもこしたセーターに、白いストライプの裾がリブになっているズボンを合わせている。
ブレスレットは黒。
自分が気に入っているからいい。
TPOがわかるようになったら、居心地がもっとよくなろうだろうから、おいおい知りたいような気もする。
でも、まだそれは先で良くて、今楽しいと思うことがわたしには大事だ。

c71の著書

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