精神病患者の内的変化

精神病から抜け出すためには、内的変化も必要とされる。

目標に合わせて人生を変える日々から、人生に合わせて目標を変える日々に変わることが必要になる。

そういう、一見、後ろ向きな価値観の変容が必要になる。
もっとよい人生のためにがんばってきたけれど、とりあえず、今はそれができないというのが、精神病だ。
精神病の間でも、少しでも幸せを感じて過ごしたい。
アッパー気味の目標が達成できないのは、はっきりしている。だから、人生に合わせて幸せを変える方がいい。

高々と掲げた目標に耐えられないとき、くすむ我が身を振り替えるとき、わたしは不幸だ。

誤解を恐れずにいうと、精神病は薬だけではよくならない場合がある。精神的な変化が薬以上に効くことになる。

たとえば、朝起きられないことも、起きられないことを責めるのを止めるのは内的変化である。価値観の変動だ。健康なときと価値観を変えるということ。

これは薬では変えられない。

今の自分なりの幸せを発見するための視座を獲得することも、内的変化である。
精神病でも幸せを感じることができる。
それは、今の自分を不幸だと思わないこと。あるがままの自分にOKを出すこと。
そうすれば、幸せになることができる。
精神病患者でも、今すぐ幸せを感じることは、場合によっては可能だ。

わたしとは言えば、過去を振り返らないことが、私を幸せにするための内的変化である。
ただ、それが難しい。すぐ、恨みと憎しみでいっぱいになってしまう。

c71の著書

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