母親の記憶がほとんどなくなってきた

母親の記憶が日に日に薄れてきます。

どんどん消えてしまいます。

恐ろしいことです。
わたしは、母親にされたつらいことを、文章に書きたいと思っていたのですが、あまりに忘れるので、記録していられません。

それは、母親と会わない生活を手に入れたからです。
精神科医が、母親に会うとフラッシュバックが起きる、鬱になる、パニックになると、はっきり言ってくれたので、母親に会った方がいいという親族にも、はっきりとドクターストップがかかっていると言えました。
わたしは、母親の面倒をもう見なくていいのです。

それがわかってから、わたしの幸せ度はどんどんあがっています。
幸せになってから、母親の記憶がなくなってしまいました。
コートを買ってくれたことがあった、くらいしか思い出せません。
もう、思い出さなくていいと思います。

近しい人は、だんだん平気になるだろうから、そうしたら、会えば、と言いましたが、とてもそんな気にはなれません。
かわいそうな人だとは思いますが、だからといって、わたしは自分の身を危険にあわせたくないのです。
この気持ちは、当事者じゃないとわからないと思います。
会うことを考えただけで、心臓がぎゅっとなり、パニックが起こりそうになります。
涙が出そうになります。
薬が必要になります。
このまま、母がいたことも忘れたいです。

c71の著書

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