苦手なことは

事務作業が苦手です。書類を見ると泣きそうになります。

勉強は得意なのに。
構造を見たり、俯瞰して考えたりするのは得意です。

人付き合いも、一対一で限られた環境でだったら、うまくいきます。

それが発見できたのはよかったです。

コンビニも、複数の作業を複合的にしないと行けないのですが、慣れると意外とルーティンなので、できるようになりました。時間ごとにやることが決まっているのです。それでも、新しいことをするのは苦手ですが、一緒の人が優しいので、なんとかなります。

事務作業や、書類作業は、なんだか手がつくまでに時間がかかって、正確にできません。バックオフィスにならなくて良かったと思います。

自閉症スペクトラムのひとは、人付き合いが苦手だと思われていますが、案外そうではなくて、自閉症スペクトラムっぽい態度を気にしない人や、それ以上の付加価値を見いだしてくれる人とはうまくいきます。

だから、対面の仕事でも、勉強という付加価値を見いだしてくれる塾の仕事は向いています。
生徒は、わたしのことを信頼できる、と言ってくれます。
それは自閉症スペクトラムの特性上、人間的に幼くて、嘘がつけない、というところが、うまく作用できたのだと思っています。

ヘルパーさんが来てから、片付けと料理がずいぶん良くなりました。

片付けをする場所を決められたのがよかったです。だから、一人でも、ものを置く場所が決められます。これ以上ものを増やしたら、どこに何を置いたら良いのかわからなくなりそうです。

お皿洗いは手がアトピーなのでつらいです。やれば良いのだけど、だらしないと思われるのがこわいです。

毎月、請求書を書くのですが、それが毎回間違えているので、とても、難しかったです。
一年経ってようやくできるようになりました。
パターンを覚えるのに時間がかかるのです。

決まった人としか会わないのがいいわけじゃないのです。知らない人にも会いたい気持ちはあります。
だから、同人誌の趣味をしたり、旅行をしたりします。
そういう単発の人と会って友情を育むのは本当の友だちができる感じで良いです。
勘で選んだ友だちは良いものです。距離感がちょうど良くなる気がします。

自分に近づいてくるからという理由で友だちになるとろくなことがないと思います。

学歴は、役に立つと思うのですが、就職のチケットだという観点に立つと、そのあとを突破できないので、たいへん、面食らいました。
わたしは、面接向きではないのです。でも、塾の面接は新卒の面接と違って、できることと、人間性だけを見られたので、大丈夫でした。

今は仕事が充実しているし、周りの人に失礼をしても、仕事を言い訳にすると、わかってもらえるんだなあと思って、無理はしないで済んでいるので、みんな優しいなあと思います。
仕事だから、というと、みんなが優しくしてくれるのを利用するような人間にならないように気をつけたいです。

c71の著書

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