LGBT法案(性別記載変更法)の性自認による性別変更をやめてください

二年前、政治家に陳述するのにお使いくださいと、DMでやりとりしていた文章を今公開します。

なんとなく機が熟したような気がして。橋本久美さんが、政治家にアプローチすると良い、SNSを国会議員は意外と見ている、という話をしていたので、思い切って公開します。誰かに届きますように。

「個人的なことも書いてあるので、その部分は自分なりに改編しつつ使ってください」と頼みました。


はじめまして。私は○○というものです。先生にお力添えをお願いしたいと思い、こうしてお手紙させていただきました。先日、日本学術会議 法学委員会 社会と教育におけるLGBTIの権利保障分科会がトランスジェンダーの法的性別変更のための新法案を提言しました。これを「性別記載変更法(仮称)」と呼びます。しかし、性別記載変更法にはいくつかの点で、問題があります。
どうか、どうか、性別記載変更法をやめさせてください。
この提言が通ってしまうと、社会に混乱が起きます。周囲の女性もみんな怖いと言っています。私もとても不安です。

  1. 女性専用スペース(女湯、女子トイレ、授乳スペース、シェルター)に男性が入る
  2. 戸籍ベースではなく、自分の思う性別で性別を決められるようになるため、統計などが取りにくくなる
  3. 女性刑務所に男性が入る事態になる(海外では実際に、女性刑務所でのレイプが起きています)
  4. 射精機能のある母、妊娠した父、という人たちが現れるので、親子関係が混乱する
  5. 戸籍が生物学的な体の性別で決められるのではではなく、「性自認」ベースできめられることになってしまう
    1. 性自認とは、自分の身体とは関係なく、自分で考える性別のことです。なので、これが基準になってしまうと、「ペニスのある女性」「射精する女性」というとんでもない人が存在してしまいます。
  6. 医療で混乱が起きる
  7. 介護の現場が混乱し、同性介助ができなくなる
    1. 同性介助とは介護される側と介護する側の性別が同じこと。トランスジェンダーは、身体は男性、心が女性の場合があるため、女性が女性を介護する原則が成り立たなくなってしまいます。

男性から女性に変わりたい人、女性から男性に変わりたい人がいます。その人たちをトランスジェンダーと呼びます。
今、戸籍の性別を変えるためには、性別適合手術が必要です。しかし、性別記載変更法は、手術なしで、性別を変えることを求めるものです。
トランスジェンダーは体を変えず、服装や立ち振る舞いだけを変えたい人たちです。私が問題にするのは、社会からの扱いを、男性から女性にしてほしいと思っているトランスジェンダーの人たちです。
トランスジェンダーには、単なる女装や、自分が女性だと言い張る、完全な男性も含まれます。その人たちは、「ペニスを付けた」まま、女性を名乗ろうとしています。
体に違和感のある、真剣に体からペニスを取り去りたいと願うトランスセクシャルの人とは違います。
性別には、社会的な性、生物学的なもともとの身体の性の二つがあります。女性専用スペースは、身体の性別で分けられるべきだと思います。しかし、性別記載変更法を提言した人たちは、上記のことを推し進めようとしています。LGBT議連は、法律を変えても、トランスジェンダー当事者は迷惑をかけないと言っていますが、それは詭弁です。権利があれば、それを行使したいと思うのが人の常です。その前に、止めさせてほしいのです。男性なのに女性としてふるまう権利を与えないでほしいのです。
上で書いたような、生物学的な本来の身体の性別ではなく、自分の思った性別を自由に選べることを推進する考え方をトランスジェンダリズムと言います。そして、それを推進している人のことをTRA(Trans Right Activist)と呼びます。その人たちは、私たちのような恐怖におびえている人たちにひどい中傷をします。
2018年にtwitterで #トランス女性は女性です というタグが流行りました。トランス女性というのは、もともとの身体が男性なのに、女性を名乗る人たちのことです。今は、男性機能を取り去って、女性に近い体の人たちだけが、戸籍も変更して、女性を名乗れますが、#トランス女性は女性です は、身体が完全に男性のままの人たちを「女性」と呼び、女性と同じ振る舞いをさせ、社会からも女性として扱うように求めるスローガンです。
私は、性犯罪被害者ですが、twitterで女性専用スペースに入ってほしくないと訴えたところ、死んでしまいたいと思うほど、連日脅されました。それは私だけのことではありません。何人もの女性が傷つけられました。
ハリーポッターの作者として有名なローリング氏は、トランス女性は女性です、に対抗して、sex is real つまり性別は現実だと言っただけで、死ねと言われています。
海外では、箇条書きにしたことが、すでに現実になっています。女性専用のトイレが、事実上男性も入れる共有トイレになっていて、幼い子供、少女たち、知的障害のある女性、お年寄りなどが脅威にさらされています。トイレの安全は、外出の自由につながります。安全なトイレがなければ、トイレで嫌がらせを受け、少女たちは学校にも行けなくなってしまうでしょう。女性刑務所では男性がレイプした事件があります。また、暴力から身を守るための女性のためのシェルターには女性だけが入れると言ったら、ドアに尿をかけられたり、動物の死骸を置かれたりしています。トランス女性を男性と呼んだだけで、仕事から解雇される事件もありました。また、男性が、女性用のサロンでブラジリアンワックス(股間の脱毛)を断られたことを裁判にしています。更衣室に、男性が入ったが、少女が逃げられなかったということもあったそうです。

女湯に、男性がいきなり入ったらどれほど怖いでしょう。同性介助の現場で、自称女性が入ったら、介護される人は、どれだけ怖いでしょう。私自身、介護を受けていますが、ヘルパーさんが男性だったら、家の中に入ってもらうことが怖くてたまりません。
先生ならば、このような蛮行を許さないと思っていただけるのではないかと信じます。なにとぞお力添えをお願いいたします。

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