気分障害の怖いところ

気分で考えが変わってしまう。

気分で動けなくなってしまう。

単に、泣いたり、悲しくなったりなんてかわいいものじゃなくて、動けなくなったり、食べ過ぎてしまったり、お金を使いすぎて紛らわせようとしてしまったり、気分を変えるために環境を変えようとして、大きな結論を出して人生をたいへんなことにしてしまったりする。

気分は薬でだいぶ変わる。安定して、幅が狭くなると、考えることが少なくなり、いちいち、これは良いのか悪いのか正しいのか間違っているのか精査しなくても、間違ってもいいや、とどーんと、動けるようになった。間違っていても、ちゃんとリカバリーできると信じられる気分になった。

今までは信じられない気分だった。未来なんてわからないし、の結論がだからダメなんだ、と、わからないけど、自分の力でなんとでもなる、と二種類ある。

今は、生徒さんに決断は正しいとわかっているなら決断と呼ばない、正しいか正しくないかわからない状態でするのが決断だから、間違っていることもあるだろうけど、一生懸命考えた結果選んだ中で、最善を尽くすのが一番の正解だし、「もし」はないから、そっちの道を選んだとしても、何かしら問題があって、やっぱりあっちにしたらよかったと、思わないわけじゃないだろうと思うよ、とアドバイスできるまでになった。

気分は自分でコントロールできないから、良く寝て良く運動して良く食べる健康的な生活を送って、それでも、加齢による様々な不調からの影響も受け続ける。仕事はストレスであり、喜びである。
外界と接して、何が、中庸なのか、いつもわかっていることが、気分障害と付き合うポイントだと思う。

c71の著書

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